7月31日に膵臓(すいぞう)がんのため死去した元横綱千代の富士・九重親方(享年61)について、元大関でタレントの小錦八十吉(52)が「本当に驚いた。偉大な横綱と一緒に相撲が取れて幸せでした」と悼んだ。
巨漢VS小兵の対戦は人気の一番だった。思い出は「やっぱり最初の一番。僕の相撲人生が変わったと思う」と明かした。
1984年秋場所の14日目、前頭6枚目の小錦は横綱を突き出して金星を挙げた。この場所で12勝3敗と勝ち越し、「黒船来航」と恐れられることとなった。
本場所の通算成績は小錦の9勝20敗。
「負けて元々、勝ったらラッキー。雲の上の存在で、横綱と当たることで凄いことだった」と尊敬していた。
土俵の外でも「強い時はいろんな人が寄ってくる。弱くなった時に残っている人が本当に信じていい人」と教わった。
悲報に大きなショックを受けながら「ありがとう、お世話になりましたという感謝しかない」と言葉を振り絞った。
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千代の富士が横綱になったとき、身長、体重、腕の太さ、ももの太さ、足のサイズなどが描かれたイラストを覚えています。中学生のときは走り高跳び、三段跳びで地方大会優勝の実力。横綱昇進時にはだしで走って100m12.5秒と記載されていてビックリしたことを鮮明に覚えています。
元横綱貴花田に負けた場所後の会見で、口をへの字にして、涙をこらえながら「体力の限界!」といって引退した千代の富士の姿が忘れられません。ご冥福をお祈りいたします。
ki銀次郎
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