オリンピック選手に聞きました。
ここ一番のプレッシャー、どうやって乗り越える?
~水着が脱げる?失敗のイメトレ~
田中ウルヴェ京(シンクロナイズドスイミング)
オリンピック選手は極限の環境に置かれます。他の世界大会でいくら活躍してきても関係ありません。あそこには魔物がいるとさえ言われています。
そこで自分なりに編みだした方法が『想定外をなくす』ことでした。「振付を最後までできなかったら?」「気を失ったら?」といった具合に悪い状況を日記に書いておくんです。
なかには「水着が脱げてしまったら?→演技を中断したら点をもらえない→脱げたままやるしかない」というものもありました。
失敗するイメトレをしておけば、ハプニングがハプニングでなくなります。想定内に納めることで、魔物と仲良くするわけです。
まったくの自己流でしたが、ストレス対処行動のコーピングに近いことをやっていたのは、後にアメリカで心理学を学んで知りました。
ゴルファーのみなさんには、いやな思いをたくさんすることをおすすめしています。ミスをしたら溜め込まずにきちんと怒る。ぶつくさ言うだけ言って、次のショットで切り替える。
ストレスをきちんと感じてからポジティブな方法を探るというメリハリが寿命を延ばすことがアメリカの最新の研究でわかっています。ぜひ一度お試しを。
(><)
8月21日にテレビ放送された「新報道2001」で、リオ五輪でシンクロナイズドスイミングを復活させた井村ヘッドコーチの指導分析を、「勝利の戦略 五側面」として説明していました。
(哲学、身体、技術、戦略、心理)がそろって初めてメダルが取れると話した。田中京は日本スポーツ心理学会認定スポーツメンタルトレーニング上級指導士である。
ki銀次郎
0 件のコメント:
コメントを投稿