優勝は鈴木愛。優勝インタビューでは、「とにかく今日を3アンダーでプレーすることを意識した」と語った。
トーナメントは最終日アンダーパーの選手がたった2名という過酷なセッティングだった。
トーナメントリーダーの酒井美紀は自滅。申ジエも伸ばすことができない。テレサ・ルーは前半で崩れ落ちた。そんな中で自分のゴルフにこだわった鈴木愛がメジャー大会2勝目をあげた。
キャディは潟手陽介。
6月のアースモンダミンカップを観戦しにいって名前を覚えたキャディである。業界では「福を呼ぶキャディ」と噂されているらしい。
アースモンダミンで見かけた潟手キャディは、その日、インコースのスタートでギャラリーはまばらだった。そんな環境の中でも誰に見せつけるわけでもなく、彼がとった行動は、スタート前にティーインググラウンドでフェアウェイ方向へ向かって深々と一礼していました。
私はそのとき思いました。
こんなキャディにバッグを担いでもらえる選手は幸せ者だなと。
私もティーインググラウンドで一礼してスタートしますが、なかなか照れくさいものです。
何に感謝して一礼しているのか、何を願って一礼しているのか分かりませんが、神様はこんな人間に舞い降りるんだなと思う。
ki銀次郎
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