~ボールにキスしてる時間が長くないとダメなのさ~
リー・トレビノ
パッティングでは、
ボールにキスしてる時間を長くしなくてはダメなのさ
トレビノは速射砲のごとく、ジョークを交えてしゃべり続けるが、それは記者に質問させないためだったという。
無名のゴルファーから一躍全米オープン覇者となったトレビノ、周りの人々からの煩わしい質問攻めを封じるには、耳をそば立てるくらいのおもしろさがあれば、しつもんを忘れてくれるだろうと考えたのだ。
そしてこの言葉も、まさに彼らしいジョークに満ちている。パッティングではヘッドを真っ直ぐに出して、ボールとの接触時間をできるだけ長くしろ、といっているわけだが、トレビノにかかるとニヤリとする言葉に脚色されるのだ。
【リー・トレビノ】
1939年生まれ。小学生のころからショートコースで働き、ゴルフを覚える。67年に全米オープンで5位になり、それ以降、ツアー通算29勝、うちメジャーは6勝を挙げる。
0 件のコメント:
コメントを投稿