「ミスを絶対に許さない社会」が
「ミスが絶対に報告されない組織」
を量産する。
しかし世の中にはこんな会社もあります。
「大失敗賞」という“名誉”ある賞を設けている会社がある。
機械部品製造業の太陽パーツだ。
これは半期に一度実施する表彰制度の
賞の一つで、文字通り仕事で大失敗を
やらかした社員に副賞2万円と共に贈られる。
賞の一つで、文字通り仕事で大失敗を
やらかした社員に副賞2万円と共に贈られる。
単に失敗したらもらえるわけではなく、
その失敗を活かして組織にノウハウを
残したかどうかが受賞基準だ。
その失敗を活かして組織にノウハウを
残したかどうかが受賞基準だ。
この賞の背景には、創業社長である城岡氏
の前職時代の経験がある。
の前職時代の経験がある。
営業だった城岡氏は新規顧客の開拓に
積極果敢にチャレンジしていた。
積極果敢にチャレンジしていた。
ところが評価されるのはルート営業で
無難に安定した実績を残す社員。
無難に安定した実績を残す社員。
「守りに入った社員が評価される会社が
成長するはずがない」
成長するはずがない」
そう考えた城岡氏は起業後
「失敗を恐れずチャレンジし、かつその
頑張りが評価される組織をつくろう」
と決意したのだ。
大失敗賞の受賞者第一号は当時30代半ば
だった社員が新規事業を立ち上げ、
5千万円という会社の通年利益を吹き飛ばす
ほどの大損害を出す。
だった社員が新規事業を立ち上げ、
5千万円という会社の通年利益を吹き飛ばす
ほどの大損害を出す。
「しかしチャレンジする人材を手放すわけにはいかない」
と考え大失敗賞を創設し、あえて全社員の
前で授賞式を開いて「これでチャラや。次は頑張れ」
前で授賞式を開いて「これでチャラや。次は頑張れ」
と笑い飛ばしたという。
その社員はその経験を活かし、中国工場の
立ち上げ時には現地法人トップとして見事
成果を収め、現在は役員として経営の中枢
を担う存在となっている。
立ち上げ時には現地法人トップとして見事
成果を収め、現在は役員として経営の中枢
を担う存在となっている。
「ピンチはチャンスの芽」と社員を鼓舞し、
昨年には挑戦意欲をさらにかき立てるために
「大チャレンジ賞」も創設。
昨年には挑戦意欲をさらにかき立てるために
「大チャレンジ賞」も創設。
加えて「縁の下の力持ち賞」も設けた。
「社員あっての会社。組織全体を底上げし、
会社をもっと活気づけたい」と意欲的だ。
会社をもっと活気づけたい」と意欲的だ。
ネタ元
Bplatz 産創館
Bplatz 産創館
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