自分なりに精神的な制約を取り除く方法を考え出す。
それが練習の真の目的であり、上達するひとつの方法だと思います。
練習場ではそういう訓練をする。
訓練していけば必ずその方法は見つかります。
ムダ球を打たない効果的な練習方法とは・・・・・
中部流の奥義、ここに完結。
~銀の道具~
ゴルフは難しい。森羅万象(しんらばんしょう)が己れの外側にあり、喜怒哀楽が己れの内側にある。外と内との敵に同時に対峙しつつ、千変万化の状況に対応しなければならない。
それだけに道具はなるべく易しいものを使いたい。というのが銀次郎の考え方である。
易しい道具とは、何も考えなくてもスッとスクエアに構えられるクラブ。そして何も細工しなくても楽に振れるクラブのことである。
易しいクラブは易しい打ち方をしてくれます。
易しいクラブを使うお蔭で難しいゴルフがシンプルになります。
易しい打ち方が出来てシンプルなゴルフが貫き通せば、己れの外側にある森羅万象に翻弄(ほんろう)される虞(おそれ)もない。己れの内側にある喜怒哀楽に流されることも激減する。
そう考えるからこそ銀次郎はミスショットをクラブのせいにすることは決してなかった。
ただ・・・年齢とともに易しさの基準は変化する。その点に関して銀次郎は見栄を張ることが一切なかった。
己れの加齢を淡々と受け入れ、道具をそれに応じて替えていった。たとえばボールが上がらなくなれば上がりやすいクラブに替えることになんら躊躇することがなかった。
年齢を重ねればそれだけ経験が増えるのだから、せっかく増えた経験を活かせるゴルフをしてみませんか?
中部銀次郎
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