『次世代へ正しいゴルフを継承する』
ki銀次郎
『グリーンへの上がり方』
“急げ、グリーン上は仕事が多い”
グリーンではやりたい仕事が多い。
1距離を測る、2芝目を見る、3傾斜を確かめる、4キャディに聞く
5ボールを拾って、6拭いてもらう、7ライン上の邪魔な小石や枯葉を取り除く、8ライン上の誰かが放置していったボールマークを修復する、
9他のプレーヤーのボールの転がりを参考にするために注視する、
10素振りをする、など。
以上1~10は、あなたがこれから良いパッティングをしたいための仕事である。
ところで考えてみよう。周りには同じように良いパッティングをしたいと思っている人が3人いる。
そこで、やりたい仕事の前に、あなたがやらなければならない仕事がある。
グリーンへ上がっていって、いちばん先にやらなければならない仕事は、自分のボールと同伴競技者のボールの位置関係を確かめること。
その位置関係でやらなければならない仕事の順番が決まる。
その仕事が速やかに行なわれず、順番があとさきになると、誰かを待たせることになり、時間のロスになる。
あなたのボールが他のプレーヤーのアプローチライン上なら早くボールマークして拾い上げ、ラインをあけなければならない。
あなたのボールがピンにいちばん近ければ、早くボールをマークして拾い上げ、旗竿を抜いたり持ったりするのが仕事となる(公式の競技会では別)。
4バッグ1キャディの場合、キャディは遠いボールから順にアプローチのクラブを預かり、パターを渡し、ボールを拭く仕事に取りかかる。
キャディが4人のサービスをしてからピンを持つまでには、それなりの時間がかかる。
その間、ピンが立ったままでいちばん遠い人がパッティングできずにいる状態は、時間のロスであってその組のラウンド能力の低さを表すのである。
あなたのボールがいちばん遠ければ、近い人にピンを頼んですみやかにパッティングに入るべきである。
やりたい仕事の時間が足りなくなるが、それは、ゲーム上いちばん遠い人が当然背負わなければならない不利である。
“むやみにボールを拭かせるな”
一般にわが国のゴルファーはキャディにボールを拭かせすぎである。
キャディもむやみにボールを拭きすぎる。
パッティング影響する砂やドロがついていないのに、口で吹き飛ばせばすむほどの草の切片なのに、そして指先で払い落とせるほどの砂なのに、拭く。
雨や朝露にも神経質にならないこと。
また置き、転がせば、また濡れるのだ。
雨や朝露の水分でグリーンが柔らかいときほど、動き回るための踏圧をより少なくしなければならない。
(>_<)
プレーファーストを実行するには、ここまで徹底するんですね。
セルフプレーのとき、私は以前からボールをあまり拭かない方でした。
理由はボールを拭くタオルを渡され、カートへもっていくのが面倒だったからです。
ki銀次郎
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