2013年11月28日木曜日

『GOLF MANNERS』ピーターたちのゴルフマナー。これがゴルフマナーの世界基準です。



「ピーター」って誰でしょう?
知っていた人はかなりのゴルフマナー通かもしれません。

『君がきた時よりも、いい状態にしてコースを立ち去れ』
と言ったのがピーター・ヘイである。


ピーター・ヘイ(1885年~没年不詳)はスコットランドの
アバディーン生まれ、リンクスのお殿様と呼ばれた。
晩年はペブルビーチGCの名物プロとして過ごしたが、
不作法なプレーヤーを厳しく叱っただけでなく、ギャラリーの観戦態度にも厳しい目をむけて指導し、ボビー・ジョーンズから
「世界で最も偉大なゴルフ・マーシャル」なる賛辞を贈られた。


ショットの痕跡を残さないのがゴルフコースの使い方であり、それをできる者こそゴルファーと呼ばれる。
痕跡をつくったら、できるかぎり丁寧に修復しなければならない。


他人が修復し忘れたものも、見つけたら直すことこそが
『君がきた時よりも、いい状態にしてコースを立ち去れ』
という言葉の意味ではないだろうか?


ゴルファーのコースへの感謝と愛情
あとから来る他のゴルファーへの友情
を忘れてはならない。


この本は、ゴルフマナーの達人ピーター・ヘイ、ピーター・アリス、ピーター・テラバイネン達の名前からとられたと想像する。


作者の鈴木康之さんは自称「ゴルフマナー研究家」と称しているが、
この本に書かれている文言は、マナーを表現するにはこの上ない
上質で品格のある言葉を使って説明しています。
素晴しいの一言です。
この本は人生にあてはめることのできるマナー教本ではないでしょうか。

ki銀次郎

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