キャディさんにおんぶに抱っこではなく
自分の推理力と判断力を総動員して
コース設計者と対話する。
そうすればゴルフはさらに楽しく、味わい深くなる。(中部銀次郎)
“プランを全うすること”
1974(昭和49)年の日本アマチュア選手権。
終始トップを走っていた倉本昌弘(当時18歳)が、
終盤乱れて中部銀次郎に1ストローク差の逆転負けを喫した。
ホールアウト後の風呂場で、倉本が中部に
「おめでとうございます」と一礼した。
そのとき中部は、なんとこんな言葉を返したのである。
「あたり前だろ!」
悔しい負け方をして、しかも中部に
「当たり前だろ!」
と言われた倉本の心中は察するに余りある。
この人とは二度と口をきくことはないと思ったとしても、誰も責められない。
だが後に倉本は中部の真意を知るようになる。
中部は、その試合で自分のプランを全うした。
一方、倉本は途中でプランを外れて自滅した。
プランを外れたプレーヤーが、最終的に負けるのは「当たり前」のことなのである。
どんな体調でも、
どんな天候でも、
一緒に回る相手がどんな強敵でも、
今日はこのプランで行くと決めたら徹頭徹尾(てっとうてつび=終始)それを貫く。
たとえばハザードは徹底して避ける。
グリーンを外すなら必ず手前。
アプローチは転がし一本槍で対処する。
そうしたプランを貫徹することが、アマチュアゴルファーの真髄なのである。
中部の真意を知った倉本は、翌年、初の日本アマ制覇をやってのける。
華々しくプロの世界へ羽ばたいて行った。
一方、中部はひたすらアマチュアであり続けた。
日本オープンや中日クラウンズに出場し、プロに混じって戦いながらもアマチュアに徹し続けた。
それもまたプランのうちであるかのように・・・・・
中部銀次郎
(>_<)
私も先日、ハーフ39を出したときは、
アイアンショットは9時3時!
グリーンは常にセンターしか狙わない!
この2つを実行することだけ考えてプレーしました。
ki銀次郎
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