キャディさんにおんぶに抱っこではなく
自分の推理力と判断力を総動員して
コース設計者と対話する。
そうすればゴルフはさらに楽しく、味わい深くなる。(中部銀次郎)
“ナイスショットのタイムスケジュール”
たとえば・・・・・
池越えのショットになると、途端にセカセカする人がいます。
アドレスの手順が急に早くなり、打つ前からプレッシャーに負けている事が手に取るように分かります。
結果は言うまでもありません。
逆に慎重になりすぎて、いつまでも決断を下せないゴルファーも
少なくありません。
たとえば残り150ヤード、5番じゃ大きい気がするし・・・・・
6番だと手前のバンカーにつかまるかもしれない・・・・・
散々まよったあげく、どちらかに決めるのですが、
それでもまだ迷いが吹っ切れず、石のお地蔵様のようにアドレスで
固まってしまう。
これまた結果は火を見るより明らかです。
いずれにせよその人本来のリズムやテンポを、自分でぶち壊してしまっている。
これでは打つ前からミスショットの準備をしているのと同じです。
ナイスショットにはそれを産むにふさわしい時の流れ=タイムスケジュールというものがあるんです。
打順が来たら、いつものルーティンに従ってアドレスに入り、
いつものテンポでスウィングする。
早からず、遅からず、誰がみても自然に感じる一連の動き・・・・・
そんな時間割を体内時計にしっかり刻み込んでおく。
ナイスショットの秘訣は、“技術論”にあらず!
どんな状況、どんなショットに臨んでも、たんたんと己のタイムスケジュールを貫き通す。
そんな心のもちようにこそ、ナイスショットの秘訣はあるのだと、
中部銀次郎は考えるのである。
中部銀次郎
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