2013年12月9日月曜日

宮里優作、優勝おめでとう!(ゴルフ日本シリーズJTカップ)

宮里優作プロ優勝おめでとうございます。
あなたの優勝で日本中は涙にくれたと思いますよ。

日本学生3連覇、タイトル総なめにして2003年鳴り物入りでプロに転向。
しかしその手に優勝をつかむことがないまま11年が経ってしまいましたね。
昨年は腰痛から7試合連続予選落ちも経験し「あきらめかけたこともあった」と語っていましたね。


「コカ・コーラ東海クラシック」で最終日を2位タイでスタートするときに初めて奥さんに「絶対優勝してくるから」と言って家を出たそうですね。
(結果は13位タイ)


そして迎えた2013年シーズン最終戦、ゴルフ日本シリーズJTカップ!
前週の「カシオワールドオープン」で7位タイに入り、滑り込みでつかんだ大舞台に歓喜の瞬間をつくりましたね。


父・優さん、母・豊子さんと共に「勝つときは勝つし、負ける時は負ける」と応援に駆けつけた。
実力に恵まれながら結果のでなかった優作だが「心配はしていなかった。いつかは勝つだろうと」
三兄弟の中でも一番の練習の虫。勝利のためにコツコツと努力を重ねてきた。


結果が出ていない中でも努力を重ねていくのは難しいこと。
自分と向き合う勇気を持っている。


過去に2位が6回、最終組でプレーしたのが16回、これがプロ11年間の過去の結果だった。


東京よみうりカントリークラブ、最終ホールを2位に3打リードしての4番アイアンでのティショットは、グリーンをオーバーして左奥へこぼれた。
上につけてしまうと、打ったパットはカップを外した場合、打った距離以上に下へ行ってしまうほど傾斜がきついグリーンだ。


優作の2打目は、プロのトーナメントでは、ほとんど見たことがないトップしたミスショット!ボールはグリーン反対側のラフへ。


アドレスからクラブフェースを開いて構える。ロブショットをするつもりだ!エッ危ないよ!私は瞬間そう思った。決して安全策とはいえない。
放ったボールはゆっくりと、ゆっくりと転がってカップ吸い込まれた。


そのスピードは初優勝まで、あまりにも長かった11年間という時間を、神様はこの一打に凝縮させたのだと思います。
優作はグリーンエッジに泣き崩れた。


賞金順位ギリギリで滑り込み出場した宮里優作の優勝!
しかも最終ホールには劇的な演出が待っていた。
誰も、日本中の誰一人として想像していなかったと思う。


今年最後の日本男子プロゴルフを締めくくるのにふさわしい試合であり幕切れだったと思います。


宮里優作、ありがとう!
日本中はあなたの優勝で涙が止まらなかったと思います。
来年の2勝目を期待しています。
これからも頑張ってください。

ki銀次郎

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