キャディさんにおんぶに抱っこではなく
自分の推理力と判断力を総動員して
コース設計者と対話する。
そうすればゴルフはさらに楽しく、味わい深くなる。(中部銀次郎)
“イメージ”
街中でふと中部銀次郎が立ち止まる。
あの電柱までの距離を目測しているのである。
パッと見て70ヤード!
歩測してみたらやっぱり70ヤードだった。
でも見た眼で距離を当てるより、もっと大切なことがあるんです。
そのアプローチを打っている自分の姿を
イメージすることなんです。
頭の中はコースに変わっていて、そのコースの中で自分が
70ヤード先のピンを狙って打っている姿をイメージしています。
“イメージすることは実際のラウンドでもとても大切なことだと銀次郎はいう”
たとえば、この花道からのアプローチ
「距離は30ヤードですね」
「となるとクラブの振り幅はこれくらいで・・・・・ウェートシフトはこんな感じで、ひざの動きはどれくらい・・・?」
『そんな風に細分化して物事を考えるからアプローチが難しくなってしまうんです』
『ボールから少し離れた所に立って、そのアプローチを打っている
自分の姿、飛んでいく球筋をイメージしてください』
映像で一掴みに掴んじゃうんです。
なるほど、映像化すると全体像がポーンと一遍に心に飛び込んできますね。
『そうしたら実際のアプローチではそのイメージをなぞってやるだけでいいんです。イメージすること、それは実際のスウィングよりもっと大切な作業かもしれない』
“心地よいイメージが浮かんだ時そのショットはすでに成功しているのだから”
中部銀次郎
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