3年前の9月にわたしの勤務している会社が品川区五反田にあるTOCビルに引っ越しをしました。
フロアーにあるトイレで体の大きな青年にたびたび会うようになり、『君は何のスポーツをやっていたの?』と聞くと「アメリカンフットボールです」という。
わたしも大学、社会人とアメリカンフットボールをしていたので親近感を感じていた。
『一度一緒にお酒でも・・・・・』といっているうちに彼は大阪に転勤になってしまった。
最近彼をみかけたので挨拶を交わすと、11月末日で退職し、生まれ故郷の名古屋へ戻り再就職するという。
ならば早速送別会をしようということで、西銀座にある雛寿司へやってきました。
2時間食べ放題飲み放題で、
クーポンを使って一人が¥5,200!
今日は胃袋のトレーニングとばかり、2人で116カン食べました。ということで今日は胃袋のトレーニングをしました。
彼のお父さんの年齢は56歳。わたしも56歳、息子と一緒に過ごしたようなものでした。
その食べっぷりから「父と同じ歳とは思えません」とビックリしていました。
「なぜ僕を食事に誘ってくれたのですか?」
とい聞かれたので、同じスポーツ経験を持つ者同士、
“袖振り合うも多生の縁”
だからとわたしは答えました。
彼はこの言葉は知らなかったという。
ブログ「コーチの神髄」では改めて解説しておきたい。
“袖振り合うも多生の縁”
このことわざの最大のポイントは「多生」の部分。
このことわざの「本質」と言える言葉です。「多少」と誤解されている方は取り違えといえます。
「多生」とは仏教の言葉で、この世に何度も生まれ出ること。
生と死を繰り返す「輪廻転生」「生まれ変わり」の思想だそうです。
道で人とすれ違い、袖が触れ合うようなことでも、それは何度も繰り返された過去の世の縁によるもの。
すべては理由のないただの「偶然」ではなく、縁によって定められた「必然」である。
仏教の基本理念である「因果応報」につながる考え方と言えます。
ki銀次郎
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