夏がきたら冬がええといい
冬になりゃ夏がええといい
太りゃ、やせたいという
やせりゃ、太りたいという
忙しけりゃ暇になりたいいい
暇になりゃ、忙しい方がええという
借りた傘も雨があがればじゃま
金を持ったら古びた女房もじゃま
所帯を持ったら親さえじゃま
義理も人情も愛情も両親も
肉親の情もあればこその世の中となる
誰も彼も、どこもかしこも、かさかさ
かわききった味気のないこの頃
衣食住は昔に比べりゃ天国やが
上を見ては不平不満のあけくれ
隣りを眺めてはグチばかり
なんで自分をみつめないのか
静かに考えてみるがええ
一体自分てなんやろか
親のおかげ、先生のおかげ
おかげさまの固まりが自分やないか
いくら長ごう生きても
幸せのど真ん中にいても
おかげさまがみえなけりゃ一生不幸
小さい子どもでも、文句、グチは教えられなくても言えるんだよ
“ありがとう”“ごめんなさい”は教わらないと言えないものだ
教わっても言えない大人もいる
(かみどころ じゅうすけ)
(><)
改めて“おかげさま”という言葉の意味を調べてみました。
「おかげさま」とは「お蔭(おかげ)」を丁寧に言う言葉で、「お蔭」に「様(さま)」を付けた言葉です。
「お蔭」は古く室町時代から使われていて、神仏など偉大なものの陰で、その庇護(ひご)を受けるという意味で使われていました。
庇護(ひご)=弱い立場のものをかばって守ること
「お陰様で」と言っていれば神仏などの偉大なものに守られて生きていけるということなのでしょうか?
最近は使われなくなってきた「お陰様で」という言葉を死語にしてはいけませんよね。
ki銀次郎
0 件のコメント:
コメントを投稿