2015年12月15日火曜日

“ファンクラブ2000人”なのに母国からは叩かれる韓国「イ・ボミ」〈週刊新潮〉

4人姉妹の次女に生れた韓国出身のイ・ボミ(27)の育った環境は、決して恵まれたものではなかった。が“艱難(かんなん)汝(なんじ)を玉にす”の言葉通り、今や日本で獲得賞金が5億円を超える賞金女王である。


“Grab The Queen”すなわち“女王を掴め”という意味の文字とイ・ボミの似顔絵が描かれた大きなタオルを掲げて、彼女にアピールする者。


そして放たれたボールが落下しそうな地点に先回りして“Good Shot!”と声を張り上げる者。彼らは公認ファンクラブの面々で、その数は2000名にも達する。


彼女は小柄で親しみやすく、かわいらしい。それが人気の秘密です。と言うのは、ツアーに帯同するカメラマンのひとり。確かに彼女は158センチ、56キロと同郷のライバルと比べてひと回り小さい。




下は30代から上は70代まで、応援しているのはほとんどおじさん。たとえば、サインを拒否する選手がいるなかで、10分でも20分でも応える。だから、多い時で300人くらいが彼女のサインを求めて列を成す。「ファンの数は間違いなく日本一でしょう」

 


専門誌記者の話では、できるだけ日本語で話そうとします。相手にうまく伝わってないというときだけ通訳に頼る。とにかく日本に溶け込もうという姿勢が伝わってくるのです。



来日当初こそ、アメリカメジャーへの意欲を口にした彼女も、目下それを封印。かわって今年夏には、大要こんな発言をしている。


『いま韓日関係がそれほど良くないけれど、ギャラリーの方々は韓国人であるわたしを応援してくれる。それがうれしいから、このまま日本で引退したい』


ところがこれを知った韓国側の反応は押しなべてネガティブなもので、「“国を捨て、日本に魂を売ったのか”と悪しざまに言われてしまった」


日韓の“糸”の方は、あたかも藤のつるのように、もつれたままだ。
ウン億円もの財産を、雪解けもままならぬ日本でしこたま蓄えた成功者への嫉妬も手伝ってのこととはいえ、祖国からの風当たりは彼女をいたく落ち込ませたのだった。


◆父親の遺言
彼女は仕事であるゴルフに対してストイックであり貪欲。試合が済んだ翌日の月曜日以外はクラブを握るし、その月曜日だってほとんど休養にあて、羽目を外すことがほとんどない。


昨年9月に胆のうがんで亡くなった父親の遺言が“日本で賞金女王になれ。韓国代表でリオ五輪に出ろ”だった。
賞金女王はクリアしたものの、オリンピック出場については、メジャー通算17勝を誇るパク・インビを筆頭に韓国勢は粒揃い。


もっとも来年、イ・ボミは少ないながらメジャーに参戦予定です。
そこで好成績を収めれば、出場権獲得県内に食い込むことも不可能ではない。


父の願いを叶えんと、家族愛の物語に新たな章が紡がれつつあるのだ。
(「イ・ボミに故郷からの風当たり」週刊新潮 2015年12月3日号)

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隣国でありながら日韓関係はいつまでもつれるのだろうか?日韓で国際結婚している人口も年々増えている。韓国の文化や食料品などもどんどん日本に入ってきている。

そろそろ仲よくしてもいいんじゃないの。政治をスポーツに持ち込み嫌な思いをするのは、もういいんじゃないのかな・
 

イ・ボミ選手のゴルフシューズには、日本と韓国両方の国旗が刺繍してあります。
イ・ボミの足元が愛おしいですね。そんなイ・ボミ選手をこれからもどんどん応援しましょう!

ki銀次郎

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