自分なりに精神的な制約を取り除く方法を考え出す。
それが練習の真の目的であり、上達するひとつの方法だと思います。
練習場ではそういう訓練をする。
訓練していけば必ずその方法は見つかります。
ムダ球を打たない効果的な練習方法とは・・・・・
中部流の奥義、ここに完結。
~イメージ~
街中でふと中部銀次郎が立ち止まる。
「なにしているんですか、中部さん?」
『あの電柱まで・・・』
「なるほど何ヤードあるか目測しているんですね?」
「そういえば中部さん普段の生活の中でも距離感を養うことが大切だって以前からおっしゃっていましたよね」
『パッと見て70ヤード・・・・・!』
「すごい!試しに僕が歩測してみたらやっぱり70ヤードでしたよ!」
『でも見た目で距離を当てるよりもっと大切なことがあるんです』
「もっと大切なこと?」
『そのアプローチを打っている自分の姿をイメージすることなんです』
「すると中部さんの目にはここが新橋街中じゃなくて・・・・・」
『コースの映像に変わっています。そのコースの中で自分が今70ヤード先のピンを狙っている姿をイメージしています』
イメージすることは実際のラウンドでも、とても大切なことだと銀次郎はいう。
たとえばこの花道からのアプローチ
「距離は30ヤードですね、となるとクラブの振り幅はこれくらいで・・・ウェートシフトはこんな感じでひざの動きはどれくらい・・・?」
『そんな風に細分化してものごとを考えるからアプローチが難しくなってしまうんです』
『ボールから少し離れたところに立って、そのアプローチを打っている自分の姿を、飛んでいく球筋をイメージしてください』
『映像で一掴みに掴んじゃうんです』
「なるほど、映像化すると全体像がポーンと一遍に心に飛び込んできますね」
『そうしたら実際のアプローチではそのイメージを、なぞってやるだけでいいんです』
“イメージすることそれは実際のスウィングよりもっと大切な作業かもしれない”
“心地よいイメージが浮かんだ時、そのショットはすでに成功しているのだから”
中部銀次郎
(><)
「このパットは入りそうだ!」打つ前からそんな予感を感じたことは誰でも経験があると思います。
それがここに書かれている“イメージ”なのではないでしょうか。
しかし、自分がアプローチやアイアンショットを打っているイメージはなかなか作れない。
ドライバーやアイアンショットも自分を後ろから見てナイスショットしている画像をイメージする練習をしないといけませんね。
ki銀次郎
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