2014年5月14日水曜日

名人・橘田光弘「曲げて覚える」

名人・橘田光弘
1970年、武蔵カントリークラブ笹井コースで行われた日本オープン。

橘田は同い年の青木功を1打差で下し優勝。




“曲げて覚える”
『ゴルフは「真っすぐ」が、一番難しい。「曲げたらイカン」と思えば、曲がる』


誰でも真っすぐ、カッコええ球を打ちたい。
でもボールは丸いから、当たる角度によって簡単に曲がってしまうわけや!と名人・橘田光弘は言う。


それなら最初から、曲げ球を意識して打ったほうがゴルフはずーっとやさしくなる。




1曲げ
左手の親指を左右に外す。
左手親指がグリップの真上に置かれるのがスクエア。
親指を自分から見て右に外せばドロー、左に外せばフェード、とつかまり具合が自然に変わる。





2曲げ
ボール位置を左右にズラす。
Wのボール位置は左足かかと線上より少し内側。
ボール2個分右に置くと、インサイドアウトに当たるのでドロー、左に置けばフェードになる。




3曲がり
肩のラインを左右に向ける
さらに曲げたいときは、スタンスは変えずに肩のラインを変える。
肩を右に向ければドロー、左に向ければフェード。
大きく回したいならスタンスも変えていい。

(資料 週刊ゴルフダイジェスト NO.19)


(><)
「池に入れたくない」「バンカーに入れたくない」と思って打つと池やバンカーに入るのがゴルフである。


私はこれを無意識で捕えたことを意識していまう「脳のいたずら」だと思っています。
ようするに脳が正常に働いているからおきる現象だと思います。


この「脳のいたずら」を強制するには、池やバンカーをただ避けるのではなく、
「あそこに打つ!」という強い気持ちと、ターゲットにむけて最初から「曲がる球を打つ!」という意志が、ゴルフの場合のミスショットを少なくするのではないかと考えています。



その一番のお手本は、バッバ・ワトソンでしょう。
バッバ・ワトソンのショットはすべてインテンショナルなドローかフェードで、1球としてストレートボールは打っていないような気がします。



ボールを曲げることを覚えることがゴルフの上達の近道のような気がします。
ki銀次郎

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