2014年3月7日金曜日

“中部銀次郎の攻め方、狙い方”

キャディさんにおんぶに抱っこではなく
自分の推理力と判断力を総動員して
コース設計者と対話する。

そうすればゴルフはさらに楽しく、味わい深くなる。(中部銀次郎)


“ショック吸収装置(アブソーバー)”

ゴルフはコースとの戦いである。
だが往々にして同伴競技者の一打一打が気にかかる。


まして銀次郎が戦っていた競技は、日本学生、日本アマなど決勝はマッチプレーがほとんどだった。


だから相手の出方次第、こちらの出来次第で状況は大きく左右されたのである。


次に相手がナイスショットをフェアウェイに運び、セカンドでピンそばにつけたとする。


その時、銀次郎が受けるショックは左程でもない
ある意味当然の結果なのだから


しかし、銀次郎のティショットがラフに飛んだとする
次に相手のティショットも同じくラフに捕まったとする
それも銀次郎よりやや手前に・・・・・


一瞬、銀次郎の心はホッとする
自分のミスが帳消しにされ、相手は更なるピンチに追い込まれたのだから


だがもしも相手がラフから先にナイスオンしてしまったら・・・・・
受けるショックは測り知れない


銀次郎はセカンドショットに強烈なプレッシャーを受ける


若き日の銀次郎はこうした場面で心の動揺を制御できなかった
日本アマ予選では(ストロークプレー)メダリスト(ベストスコア)に輝きながら本線(マッチプレー)に進むと試合巧者のベテランにあしらわれ、“2回戦ボーイ”と揶揄されたこともあった。


そこで銀次郎は考えた
相手に左右されず自分のペースで試合を運ぶには、
心に“ショック吸収装置(アブソーバー)”備えていなければならない


具体的に言えば、たとえ相手がラフに入れても
次はナイスオンして当然と考えることである


そうすればおのずと心は自分のプレーに集中する
相手がナイスオンしようが外そうが
自分は淡々とグリーンセンターに乗せていくだけ


そう考えられるようになって銀次郎は俄然強くなった。


(>_<)
同級生や同じレベルの同伴競技者とプレーすると、少なからず意識してしまうのは事実だろう。


しかし私のレベルはまだまだ相手のことよりも、自分がミスしたときに反射的に悪い方へ反応してしまったり、がっかりしたり、悔しがったりする気持ちを制御する段階です。


それでも最近は何が起きても
「こんなもんだよな~」
「これがゴルフなんだよね~」
と起伏が上でも下でもないレベルを維持するようになってきました。
ゴルフは難しいですからね。
ki銀次郎

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