『次世代へ正しいゴルフマナー継承』
無意識に犯すマナー違反ほど罪深いものはない。
だからこそ意識してマナーとルールを覚える必要がある。
“すみやかに下りよ”
パッティングを終えたら、すみやかに全員がグリーンから下りるべきである。
すみやかに次のティインググラウンドに向かうためと、すみやかに後続の組にグリーンを明け渡すためである。
スコアカードを開いてスコアをつけたりすることは、グリーンを下りてからにしよう。
もちろん、立ち話などしてはいけない。
グリーンを歩きながら、スコアカードに目を落とし、数字を記したりしているから、スパイクのほう(歩き方)を忘れることになる。
グリーンを下りるときは、芝を傷つけないように、いかに速く歩を運ぶかに気を集中すべきである。
“グリーンからの下り口”
グリーンの外までなるべく近く、その上、次のティインググラウンドへより近い方向、この二つを考慮して最善と思われるあたりが出口である。
図aのように二つが一致する場合は間違いないが、図b、cのような場合は、グリーン上の歩行距離がより短い出口、つまりグリーン上の歩数がより少なくてすむ出口を選ぶべきである。
これが第一優先だから、次のティインググラウンドへ少々遠回りになることもやむを得ない。
芝の保護、養成のために、カップを切るエリアは毎日変わる。
カップのないエリアは芝を休ませ、養成させているエリアなのである。
そこをむやみに踏み歩いてはいけない。
その日使用していないサブグリーン上を歩いてはいけないのと同じである。
(鈴木康之)
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