2014年3月6日木曜日

コース戦略のセオリー

【問題】
次ぎのうち、難しいのはどちらでしょう?
(140ヤード・パー3・ショートホール・無風・右打ちの場合)

これは、某カントリークラブのOUTの3番、とINの15番ホールです。

                     (A)





                    (B)


レイアウトは左右反転しているだけなのです。


「どっちと言われても・・・両方とも池だし、難しさに差はないんじゃないの?」


こう考えた人は、コース戦略の重要性だけでなく、ゴルフというゲーム自体をそもそも理解していないといえます。


基本的なミスショットは2つだけ。
1つはインパクトでヘッドがボールに当たり負けしてフェースが開きこすり球となって右に飛び、飛距離をロスするもの。

1つはインパクトでフェースがかぶり、引っかかって思った以上に左に飛んでしまう球。

トップやダフリ、てんぷら等をのぞけば、
スライスして飛距離が落ちる、フックして飛びすぎるこの2つです。



【正解はAです】
ホールAでは、こすり球となって飛距離が落ちると池が待っています。
引っかかって飛びすぎるとバンカーが待っています。

ホールBはコスって飛距離が落ちても花道もしくはグリーン手前にオンします。
引っかかって飛びすぎてもピン奥につきます。


つまりホールBの池やバンカーは見かけ倒しのハザードで、このホールは“まことしやかなホール”なのです。
正解はAです。
(ゴルフコース戦略の超セオリー 永井延宏著より)

(>_<)
「どっちと言われても・・・両方とも池だし、難しさに差はないんじゃないの?」
と思った人が80%以上いたと思います。
その方たちは、“自分では考えているつもり”になっていて
コースではこう思ったままアドレスしていることでしょう。


考え方はいろいろあると思いますが、この考え方も一つとしてBのホールの池やバンカーが見かけ倒しのハザードと思い込めて、心を窮屈にしないでアドレスに入れたらミスも減るのではないでしょうか?
ki銀次郎

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