◆優勝ならずも、東北に届けたビッグな贈り物(大山志保)
2015年9月25日~27日、宮城県利府ゴルフ倶楽部で“宮城テレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント”が開催されました。
最終日、最終組で優勝を争いながら2位に甘んじた大山志保は、「悔しいです。ファンに申し訳ないです」と語った。
微妙な距離のパットを沈めるたびに代名詞のガッツポーズが炸裂。もうひとつおまけのガッツポーズが加わるほど、感情は爆発した今大会。
この大会で獲得した賞金はベストスコア賞とコースレコード賞を合わせて690万円。金額の大きさを知った大山は手を叩いて喜んだ。それは全額を宮城県内の被災地に寄付するからだ。
自分が苦しいときに助けてくれた東北の人たち。「東北の皆さんが喜んでいただけるようなことをしたい」
これが大山の恩返しなのだ。
(LPGAニュース)
(><)
大山さんを以前スポンサードしていたときに担当していたのがわたしの友人でした。いろいろな話を聞いていたせいもあって、わたしは大山志保プロが大好きです。ケガからの復活優勝したときは涙して喜びました。
賞金を全額寄付するということは、当然ながら大会前から自分で決めていたのでしょう。だからいつもにもまして気持ちのこもったガッツポーズが炸裂したのだと思います。
わたしは大山志保プロのガッツポーズが大好きです。
彼女のガッツポーズは他の選手のそれとちょっと違う感じがします。
ひとつ一つのプレーを丁寧に一生懸命に、そして気合を入れてプレーした結果に自然と現れるものだからです。
賞金をすべて寄付すると決めて臨んだということは、この大会中は「東北の人へ寄付するんだ」と自分自身の胸で確認しながら打っていた1打1打だったのですね。気持ちを改めてもう一度VTRを見てみたい気がします。
賞金を寄付しようと考えながらプレーすると、雑念や欲がちらついていいゴルフはできなくなりがちですが、ベストスコア、コースレコードを出す大山志保の姿には、プロスポーツ選手魂を感じないではいられませんね。
ki銀次郎
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