2015年3月22日 Tポイントレディスゴルフトーナメントが佐賀県の若木ゴルフ倶楽部 6304ヤード・パー72で開催されました。
優勝は飯島茜(31歳)、全美貞選手と6ホールのプレーオフ、1時間47分を制して優勝しました。
飯島は2010年のゴルフ5レディス以来、5年ぶりのツアー通算7勝目。
1988年のツアー制施行後ではプレーオフのツアー記録は7ホールだが、今回の2人によるプレーオフでは所要時間が最長(1時間47分)だった。
全美貞選手はクラブハウスリーダーだった。
飯島は14・16・18番でバーディを奪って全美貞に追いついた。
そのプレーオフは飛距離、攻め方が似ている2人で行われ一進一退だったように思える。
飯島は22歳で初優勝し、27歳で年間2勝を挙げ賞金ランクも9位に入った。
だがその後、勝てなくなり、若手の勢いにも圧倒されると「引退の時期がくるのかな」と引き際を考えることもあったという。
何かしなければと3年前から片山晋呉に教え請ける。
なかなか結果が伴わなかったが教えてもらって3年経った今年の1月、タイの合宿では2週間短いクラブを延々と練習した。飯島のショットが劇的に変わった。そしてパーオン率があがった。
アイアンショットのいい感覚をそのままに、それまでクロスハンドで打っていたパターも順手にもどした。
片山から「そっちのほうが入りそうだよ」のことば通り、大会でもどんどんカップに放り込んだ。
勝負どころで思い出したのは前夜に片山からもらったアドバイス
「自分から攻めないでグリーン真ん中に打ちなさい。フルスウィングできる距離が残ったときだけ攻めるように」
プレーオフ6ホール目、フェアウェイからの第3打は50度のウェッジでフルスウィングして打てる92ヤード。
1メートルに3オンし、5年ぶりのウイニングパットにつながった。
苦しんだ時期を思えばプレーオフの死闘も短かった。
今回の勝利で史上40人目となる生涯獲得賞金4億円を突破。
5年ぶりの勝利に満足することなく飯島茜31歳の時が再び動きはじめた。
(><)
プロの世界で生きていて、5年も勝てなくて、若手の大型選手の活躍を目にしながら、努力してきた結果だと思います。
以前見たテレビのトーク番組では、ふだん頻繁に連絡をとる友人はほとんどいなくて、唯一の友達が上原綾子選手だといっていました。
2人とも派手さのない選手だけれど、コツコツやっているように見えてくる。
今回のTポイントレディストーナメントのプレーオフは、2ホールしか見ていませんが、飯島が身長157cm、全美貞が175cm、身長さ18cmもあるのに、ドライバーの飛距離は2回とも飯島茜がアウとドライブしていました。
MIZUNOのドライバーが飛ぶということの実証か?
「フルスウィングできる距離が残ったときだけ攻める」
この片山晋呉選手の言葉も、今年の私は大切にして実行していこうと思いました。
ki銀次郎
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