◆オンリーワン、ナンバーワン
今やワトソンといえばマスターズ、というイメージが定着してきた。
マスターズ出場6回で、2勝!
左ドッグレッグの13番パー5で左の林の上をショートカットし366ヤードのモンスタードライブ。
バーディを奪い2位のスピースに3打差。
ワトソンは18番で嬉しさとスピースの健闘への思いが入り混じり涙が溢れた。
一生懸命スピースを讃える言葉を探しハグした時に
「20歳ならこれからまだまだ優勝のチャンスがある」と伝えた。
◆マイ・ウェイ
ワトソンのゴルフは超常識で溢れている。
一度見たら忘れられない強烈にアップライトのオーバースウィング。
ストレートはほとんど打たず、強烈なスライスかフックを多用。
平均飛距離は320ヤードをぶっ飛ばす。
ワトソンは過去に例を見ない、オンリーワンの存在だ。
コーチなしレッスンなし。
すべて自分で試行錯誤してきた孤高の選手。
その原点は12歳の時に父に言われた言葉だった。
「その道の1番になりたいなら、まず自分自身が夢中になれる独自の方法を見つけなさい」
多くのゴルフ仲間がレッスンを受けていてもワトソンは自分の道は別と進んできた。
◆ゴルフの目標はRejoice(喜ぶ、喜ばせる)
父を失った経験で、誰かのためにゴルフをしたいと思うようになり社会貢献へ情熱を注ぎ始めた。
活動もかつて例のないアイディアばかりだ。
初イベントはピンク・ドライバーだった。
PING社の協力を得てワトソンが放った300ヤード以上のティショットごとにメーカーが300ドルをガン研究基金に寄付。
最初の300回限定の合計9万ドルのプロジェクトだった。
◆マスターズ祝勝会はファミレスで
スーパースターになったワトソンは、豪華絢爛な祝勝会を行っていると思いきや、オーガスタにあるワッフルハウス(日本のガストのようなチェーン店)で10人ほどの友人たちとハンバーガーなどの食事会だった。
賞金を少しでも多く基金へという気持ちの表れで、ファミレスこそ自分らしい場所だと選んだそうだ。
(><)
グリーンベレーだったお父さんが、うまれたばかりの男の子を前に、「Bubba(バッバ)みたいだ!」と思わず叫んだというのがルーツらしい。
それがニックネームとなり、本名ゲーリー・レスター・ワトソンは皆に親しまれた。
お父さんのいうBubbaとは、身長2m1cmのNFLプロフットボール選手のバッバ・スミスのことだった。
それにしてもコーチなし、レッスンなし、でマスターズを優勝するのだから凄いとしか言いようがない。
私もコーチなし、レッスンなしでまだまだ頑張ります!
ki銀次郎
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