2014年12月26日金曜日

中部銀次郎のグリーン周り

プロも唸った
伝説のアマチュアが
やさしく寄せる

アプローチの極意を伝授



~そっぽを向いて打ったのに~


ある試合で中部銀次郎がパットを沈めたとたんギャラリーの一人が叫び声をあげた。
「あ!そっぽを向いて打ったのに入っちゃった!」



そのときのパットは特別難しいラインだったわけではない。
むしろ素直なストレートに近かった。



中部自身もそのラインにスクエアにスタンスをとったつもりだった。
にも関わらずギャラリーは
「そっぽ向いて打った!」と叫んだのである。



その一件から中部は、ある啓示を受けた。
“ナイスパットの要諦は性格なアドレスにあり”
そのためにはスクエアなスタンス取りが何より大切である。



にもかかわらず、ときには不正確なスタンスのほうが、よい結果を得られることもあるのだ・・・・・ということを



ゴルフをやっていると不思議なことに、どうしてもスクエアに立てない日というときがある。
ラインに対してなぜか、しっくり構えられないときがある。




にもかかわらず四角四面に自分を型枠の中に押し込めようとすると、心が窮屈になる。
体もギクシャクする。



それより傍から見ると、たとえそっぽを向いていても、自分の中で納得した構えをしたほうが、気持ちの体も楽にプレーできるし、
ラインやタッチも合ってくるものなのである。



中部銀次郎といえば、ガチガチのスクエア原理主義者のように思われがちだが・・・・・
時によっては融通無碍(ゆうずうむげ)
いい加減であることもまた隠し味のひとつだったのである。
中部銀次郎
融通無碍=(行動や考えが何の障害もなく、自由で伸び伸びしていること)

(><)
ミッドシニアチャンピオンの小川透さんもパットは“大体でいいんだ”と説く。



ハーヴィー・ぺニックやその他のゴルフコーチの意見をまとめると、
ゴルフの場合、
ドライバーショットのように遠いところをターゲットにした場合は、
「絶対にあそこに球を運ぶ」という気持ちが大事で、



パッティングのように距離が近いショットは
「大体あの辺でいい」
こんな気持ちの持ちようが大切なのかなと感じています。
ki銀次郎

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