2014年12月9日火曜日

しない生活(小池龍之介)

つながりすぎない、イライラしない
言い訳しない、せかさない、比べない


ときどきこういう文章を読んで、
自分をみつめなおす時間も必要かも?

ki銀次郎




“「いい人」をやめ、嫌なことは素直に断る”



「あ、いいよ、いつでも手伝うよ」
「ええ、ぜひ、あなたの展覧会が始まったら見にゆきます。ぜひぜひ」



いやはや、こういった「安請け合い」をうっかりしてしまうとき、
私たちの心の奥に響いている声は、
「本当はしたくないんだけどね」
というものであります。



そういった場合、本当に手伝いを頼まれたり、展覧会に誘われたりしたとき、困ってしまいますよね。
「今は忙しくて、本当は行きたいけれど・・・・・」
なんて、嘘をついて断る人もいるでしょう。



もしくは断ることができずに、嫌々ながら引き受けて
「あーあ・・・・・」
と後悔する、なんていうことも筆者にはときどきあります。



共通していますのは
「嫌な人間だと思われたくない」
という煩悩。



すなわち、無意識に「いい人」を演出しようとしてしまう。
「いい人」を演じてしまうからこそ、
嘘をついてまで相手に媚びつつ断ったり、嫌なのに引き受けたりするのです。



そもそも、どうして「安請け合い」をしたくなってしまうのかと申せば、本気で実行する気はなくても、とりあえず「いい印象」を与えることができるからでしょう。



「いい人」の自己イメージを印象づけることで、他者から好意をもたれたい、という煩悩は、多かれ少なかれ、誰もが持っています。



けれども、
「行きたいなんて本当は思ってもいないくせに、言葉の軽い人だ」
と見抜く人には、むしろ負のイメージと苦痛を与えます。



さらに、嘘をつくことは自分の心をモヤモヤさせますし、
かといって断れずに引き受けても苦しいもの。
「いい人」
をやめて、思い切って素直に断るのが、お互いの心の衛生にとって良いこともあるのです。
小池龍之介

(><)
社交辞令的な挨拶のひとつに「こんど酒を飲みに行こうよ」
私はあまり好きではない。
同じように「こんどゴルフ行こうよ」というのも好きではない。



そこの安い約束には、二人の関係が裏づけられているような気がする。
酒だから、ゴルフだから、しっかり約束したいと私は思ってしまう。
もし“挨拶”だけするのであれば、「こんにちは」「ごきげんよう」でいいじゃないか。



なんでわざわざ、最初から行くあてのない酒やゴルフを引き合いにだすのか私は理解できない。
ki銀次郎

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