プロも唸った
伝説のアマチュアが
やさしく寄せる
アプローチの極意を伝授
~土壇場のおまじない~
この1打で勝負が決まる。
たとえば18番ホールのセカンドショット!
中部銀次郎クラスなら、日本アマの優勝がかかり、一般のゴルファーにとってはコンペの優勝とか自己ベストがかかっているという場面。
頭の中には走馬灯のようにあれこれのシーンが浮かんでは消える。
過去の成功や失敗。
練習を重ねた自信と、まだ足りないのではないかという不安。
勝ちたい!
早く終わって楽になりたい!
しかしそう思えば思うほど勝てないのではないかという不安な思いが募ってくる。
そんな極限状態で、なおかつ冷静に対処するために、銀次郎はあるおまじないをもっていた。
『すべての1打は等価である』
この言葉には銀次郎のゴルフ観が要約されていると理解されている。
すなわちゴルフとは、たった1度のスーパーショットで成り立っているのではないということ。
逆にいえばたった1発のミスで崩壊してしまうゲームでもないということ。
だから一喜一憂せず淡々とラウンドすべきだということ。
劇的なスーパーショットは期待せず、かといってミスを嘆かず、そのように己の心を律し、18ホールを貫き通せた時、おのずと結果はついてくるということ。
とはいえ土壇場の1打であるこの1発に、勝負がかかっているのである。
それでもなおかつ「すべての1打は等価である」
と銀次郎は言い切る。
だからこそ劇的なショットは望まず、土壇場においてさえグリーンの端に立ったピンは狙わない!
そこまで積み重ねてきたのと同じようにグリーン真ん中を淡々と狙う。
そのようにして中部銀次郎は日本アマ6勝の前人未到の記録を打ち立てた。
中部銀次郎
(><)
心に欲を作らないように、すべてグリーンセンターを狙う意志の強さを見習いたいと思います。
淡々と、粛々とプレーすることも・・・・・
ki銀次郎
0 件のコメント:
コメントを投稿