2014年7月28日月曜日

ゴルフ・プレー前夜に読むクスリ(夏坂健)

レッスン書を読まなくてもうまくなる法。
にわかに信じがたい話だが、生まれてこのかた一冊のレッスン書も読まず、それでいて世界の頂点まで登りつめた名ゴルファーを数えあげたら枚挙にいとまがない。

アラン・ロバートソンを筆頭に、近代ゴルフの礎となったハリー・バードン、ジェームズ・ブレード、ジョン・ヘンリー・テイラーなど、
歴史に残る名選手は例外なしにただの1ページたりともレッスン書を読んでいなかった。

夏坂健




“頭の中で第1打をしっかり打つ”

―これがゴルフのコツだ!―


ワンラウンドで数発のミスならば、そこにあなたの練習課題があるというわけだ。
失敗を、ときには正面からじっくりと見つめてみようじゃないか。



トム・ワトソンの師匠で、現役時代にツアー競技11連勝、年間18勝という快記録を達成したバイロン・ネルソンは
「もし、2度打てたら」
というゴルファーの悲願に応えるように、こういっている。



実際のところ、ゴルフ巧者は同じショットを2度打っているのだ。
アドレスに入ってから、まずスウィングイメージして、打ったボールの高さ、距離、落下地点まで、すっかり頭の中で第1打を打ち終えてしまっている。



次に本物のボールを打つわけだが、OBのあとの打ち直しがうまくいく理屈と同じ、第2打目の失敗率は極端に低くなる。



頭の中で第1打をしっかり打つ、次に体で同じことをくり返す、これがゴルフのコツというものさ。


(><)
なるほど、練習場で球を打つまえに、これから打つイメージを大切にする理由の裏付けがこの文章からはっきりした。
もっと早くこの裏付けを知りたかった。
ki銀次郎

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