オーガスタ伝説のキャディマスター
フレディがぼくに教えてくれたこと。
これはゴルフ小説ではない。
一歩前に踏み出す力を与えてくれる書。
この物語はオーガスタ伝説のキャディマスター
“フレディ”から少年がゴルフを教わる話である。
“マッスルバック鍛造アイアン”
せまいグリーンの端に置いたクラブ一式は、
フレディから贈られたウォルター・ヘーゲンのセット。
鍛造アイアンで、打面がボールと同じくらい小さい。
フレディの声が耳に響く。
『このちっこいクラブで打ち方を覚えれば、先の見通しが立てられる。キャビティバック(訳注:ヘッドを大きくして重心を低くしたクラブ。ボールを上げやすくミスが少ない)を使ってうまくなったツアープロは一人もいない。ほんとうだぞ!』
このクラブで打つのは、ノーラン・ライアン(訳注:メジャーリーグ投手、324勝、5714奪三振)の剛速球を打つより難しい。
タイトリストのボール、オーガスタのロゴが入った革手袋、マスターズ・トーナメントの公式練習ボール、ウォルター・ヘーゲン鍛造クラブ。
全部フレディからの贈り物。
フレディはグリップのレッスンをしてくれたあと、自分にはゴルフのレッスンより人生のレッスンをうけるほうが向いていると言って、数回しか教えてくれなかった。
信頼できるプロを見つけて、その教えに従うことを、ぼくは約束させられた。
ぼくは約束を守った。プロの名前はトム・ムーア。
けれど、フレディのレッスンを頭から払えないまま、ぼくは今、
はじめて50を切るための4フィートのパットに挑もうとしている。
(><)
私はこのような本を自分のレッスン書にしています。
スウィングのあれこれを写真で、いかも万人に同じことレッスンしている本よりも、実現性が高いからです。
“キャビティでは上手くならない”
やさしいと思われるキャビティを使うのも一つの手段ではあります。
しかし私は、
数年前に同じことを本で読んだので、私はすでにマッスルバックアイアンを使っています。
購入するだけで1つのレッスンが実現するわけですから・・・・・
ki銀次郎
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