森守洋コーチが語る
“原江里菜の飛んで曲がらないスウィングマネジメント”
(書斎のゴルフ Vol.24)
原江里菜は東北福祉大在学中の2007年にプロに転向。デビュー2戦目で単独2位、この年30試合に出場して8試合でベスト10。
2年目の2008年にはNEC軽井沢72でぶっちぎりの初優勝を飾り、賞金ランク10位。
ところが2009年から連続予選落ちを喫するなど不調を繰り返し、
2010年は32試合中20試合で予選落ち、シード権も失ってしまった。
2010年は32試合中20試合で予選落ち、シード権も失ってしまった。
これを救った森守洋プロ「スウィングの基本を伝えて元に戻しただけ。
もともと才能があるので、すぐに復活できた」と語る。
もともと才能があるので、すぐに復活できた」と語る。
原は今季、予選落ちが一度もなく、ベスト10に8回も入るという好調ぶり。
具体的にどんな指導を施したのだろう。
原プロの素晴らしいショットとその秘密に迫る。
“オープン・トゥ・クローズの正しいスクエアスウィングを覚える”
多くのアマチュアも同様ですが、真っ直ぐ打つにはフェースをスクエアに動かすことがよいと思うわけですが、その動かし方を間違えているわけですね。
フェースを真っ直ぐ目標に向けたまま動かすと、時計の振り子のようなスウィングをすることになり、フェースがバックスウィングでは下を向き、フォローでは上を向くようになってしまいます。
フェースバランスのパターで打つような感じですが、
これをスクエア・トゥ・スクエアスウィングだと勘違いしてしまうわけです。
これをスクエア・トゥ・スクエアスウィングだと勘違いしてしまうわけです。
しかしこれだとインパクトゾーンが短く、ボールを強く打てず、つかまえることもできません。
実際はややイン・トゥ・インでオープン・トゥ・クローズに打つのが、正しいスクエア・トゥ・スクエアなわけです。
このスウィングはクラブがシャフトとヘッドという構造である以上、今も昔もまったく変わりません。
ボビー・ジョーンズやベン・ホーガンのころから変わることのないスウィングの基本です。
それを原プロに理解してもらいました。
そのため原が行った練習は、ドライバーで200ヤードをライナーで打つことと、7番アイアンで低い球を打つことだった。
小さなトップからダウンスウィングし、コックをリリースしてボールを打ち抜く。
スリークォーターのスウィングで球をパンと打っておしまいというスウィングを徹底的にやってもらいました。
スクエアフェースで構えて、オープンフェースにしたトップからフェースをクローズにしていく。
こうすると、インパクトゾーンが長くなり、球がつかまり、強く打てます。
フェースの上で打ったり、下で当たったりということがなくなるので、いつでも芯で打てるようになり、アマチュアならばトップやダフリがなくなります。
まずは左右の曲がりをなくすのではなく、上下のミスをなくす。
ここが始まりですね。
森守洋
(><)
結果を出している指導者は、必ず根拠を持っていると思います。
すべてが自分にリンクすることだとは思いませんが、必ず参考にするようにしています。
ki銀次郎
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