プロも唸った
伝説のアマチュアが
やさしく寄せる
アプローチの極意を伝授
“サンシャイン・アゲインスト”
秋の日はつるべ落とし、あっという間に太陽が西に傾く。
つまりそれだけ逆光でプレーする機会が多くなるということである。
逆光といえば、中部銀次郎はしばしば
「サンシャイン・アゲインスト」
という言葉をつかった。
すなわち逆光に向かってボールを打つと、まるでアゲインストの風に向かって打つように、飛距離が落ちるというのである。
なぜ、そんなことが起きるのか?
光の粒子がボールにぶつかって・・・などということがあるはずがない。
むしろ原因はメンタルによるものらしい。
普段なら見えるはずの景色が、逆光で見えづらくなる。
そのため心理的プレッシャーがかかる。
その結果のびのびとしたスウィングが出来なくなり、飛距離も落ちるというわけである。飛距離の落ち具合は番手にしておよそ半クラブ。
中部クラスならバーディチャンスか単なるパーオンか――程度の差となって現われる。
それは日本アマなどハイクラスな試合を戦う身にとっては、かなりシビアな違いである。
だが一般のアマチュアなら、あまり神経質になることもないのかもしれない。
なぜなら飛距離が減じることはあっても、飛び過ぎることはないのだから。
ゴルフは奥へこぼすことが最悪であって、グリーン手前なら十分戦えるからである。
しかし逆光に向かって打ったとき、少々飛びが悪くても、
それに狼狽(うろた)えないという心の準備を、しておくことはムダではない。
その意味で「サンシャイン・アゲインスト」という言葉を心の片隅に置いておくのも悪くない。
「手前のカラー?やっぱりね、逆光だったからね」
余裕でそんなことを呟きながら眩い西日の中に浮かぶグリーンに向かって歩いてゆく。
そんなゴルフも秋の一日の楽しみかもしれないからである。
中部銀次郎
(><)
このことを知るまでは、逆光は確かに打ちにくかった。
銀次郎さんに教えてもらってからは、眩しいからターゲットを見るのは1回だけにして、目線は下のボールに集中するようにしています。
それでも逆光の場合は、中部さんのいう通り、ミスショットの確率が高くなりますよね。
ki銀次郎
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