プロも憧れた伝説のアマチュアゴルファーは、
こうして強くなった!(中部銀次郎)
“ハンディキャップはなんのため”
「今日は叩いちゃったからスコアカード出すのやめとこ」
ホームコースでラウンド後、スコアカードを提出せずに帰るゴルファーがいる。
ハンディキャップが悪くなるからという理由である。
『でもそんなことまでして得たハンディキャップに何の意味があるのでしょう?』
たとえばハンディ16のゴルファーの最近の4ラウンドが、88もあれば95や97もあり100もあったとする。
こんなとき88のカードしか提出しなければ、ハンディ16を維持できる。
「俺ってけっこう上手いかも」自己満足に浸ることもできるかもしれない。
で95や97は目を瞑ってしまう。まして100なんて記憶から消そうとする。
『実はその心根があなたの上達を阻んでいるんです』
どのスコアも洗いざらい正直に提出すれば、4ラウンドから計算される平均スコアは“95”なのである。
ハンディ16どころかボギーペースの18もおぼつかない。
直視したくないかもしれないが、その実力は“23”程度である。
『人間は裸の自分を見ることによって、初めてどこをどう直したらいいのか真剣に考え始めるんです』
ドライバーなのか、アプローチなのか、1mのパットなのか?
己の弱点がきちんと把握できれば、練習課題もあきらかになる。
取り組む姿勢にも真剣みが増す。
そのようにして次のラウンドに臨む。
克服できた部分と、いまだ課題に残っている部分が明らかになる。
そしてまた課題克服のために練習する。
このような繰り返しの中からゴルフの進歩は生まれてくるのです。
ハンディキャップは見栄を張るためのお飾りではない。
中部銀次郎
(>_<)
私の友人で一番ゴルフの上手い人間は、悪いスコアを出したとき限って私に連絡をしてくる男がいる。
想像するに私に悪いスコアを報告して自分を戒めているのだと思う。
そして人一倍練習している。
連絡の来ないときのスコアを聞いてみると30台なのである。
ki銀次郎
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