“中部銀次郎の第一打”

プロも憧れた伝説のアマチュアゴルファーは、

こうして強くなった！（中部銀次郎）

“決断を変えるな”

「最終ホールをパーであがれば初の８０台だった！」

という経験はゴルフをやっている人間ならば誰でも経験済み。

１度もパーをとったこのない苦手なホールが鬼門となったりする。

その鬼門のホールのティショットはフェアウェイに打てた。

セカンドは７番アイアンで打つと決めていた。

ところがそれが仇になったというか、セカンド地点に行ってみると、想像以上にグリーンが遠く感じた。

いつもなら7番アイアンで打っていたけれど、６番アイアンに変えたんです。

急に心変わりしてしまい、池に入れたりバンカーに入れたり、上がってみればＷパー。

いやはや８０台なんて永遠に出せないのかと思ってしまう。

ティグラウンドで決断したことを変えるなと中部銀次郎はいう。

２オンのチャンスが目の前にぶら下がっているのにもったいないんじゃ･･･

それでもなおティグラウンドで決断したことを貫き通すぞ―と。

自分の力量を冷静に判断し、確立の高いほうを選択する。

そういう自制心を養っていれば、遠からずもっと大きなチャンスが訪れる。

中部銀次郎