『次世代へ正しいゴルフを継承する』
『ディボットマークの修復』
ディボットとディボットマークを放置していくな!
フェアウェイでショットをして、芝(ターフまたはディボット)をはぎとり、
穴(ディボットマーク)を作ったプレーヤーは、それを修復すべきである。
(ゴルフ規則第1章)。
ディボットマークはプレー上やむを得ないフェアウェイの破損だが、
破損のしっ放しはゴルフ場社会人たるゴルファーのやることではない。
ほったらかしにされるとターフはゴミとなり、フェアウェイを汚すだけでなく、
後からくるプレーヤーのボールのランを妨げる。
そればかりか、後続のプレーヤーのボールがこのターフにつくようにして止まった場合、ゴルフ規則上、このルースインペディメント(固定した生長していない自然物)は取り除くときボールが動いたら1打罰になる(ゴルフ規則18-2-C)からである。
後続のプレーヤーのナイスショットしたボールが、そのディボットマークに入ることもある。
不運な後続のプレーヤーは不愉快ながら、そのまま打たなければならない。
不運は天が人に与えるものである。
人には別なゴルファーに不運を与える権利などない。
あなたが被害者になった場合の腹立たしさを想像しただけでも、
なにをすべきか明瞭である。
そういう想像が働かない人、想像を怠る人、たとえ想像してもリアリティを感じない人、こういう人たちには
ゴルファーとしての資質が欠落している。
自分のショットの後始末だけでなく、通りすがりに、
拾い忘れられたターフや直し忘れられたディボットマークも始末していこう。
ゴルファーたる者、プレー中にそういう忘れ物が目に入らないようでは能力不足のそしりをまぬがれない。
歩きながら簡単に一つ二つ始末できる。人のプレーを待つ間には三つ四つできる。
それがゴルファーたる者!
(>_<)
この文章を読んでしまって、ディボットの修復ができない人は、人間として問題があるのではないだろうかと思ってしまう。
この本は「そしりを免れる」などという普段聞きなれない言葉を使ってマナーを教えてくださっています。
ki銀次郎
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