『上質ゴルフ人の紳士道と武士道』
上手いゴルファーよりも美しいゴルファー、誇りあるゴルファーになろう。
と書かれた本の中にはこんなことが書いてある。
私が、昔ペブルビーチの名物プロだったというピーター・ヘイの
「自分のボールマークも人のボールマークも直せ」という箴言に出会ったのは、四半世紀前のある朝の新聞、金田武明さんがお書きになったコラムの中でした。
その文中にピーター・ヘイは、コース保護を正しく実戦して
「君が来たときよりいい状態にしてコースを立ち去れ」といったことも紹介されていました。ただ
「自分のプレーの痕跡を修復すべし」がエチケットだと思っていた私に、「人のプレーの痕跡の直し忘れまで直せ」は衝撃的で、思わず居住まいを正した記憶があります。
でも、なぜなのか考えているうちに朧げながら見えてきました。
ゴルフは人なのだ、だから挨拶があり、礼儀があり、自分のショットの跡のリペアは当然、人の忘れものまで後始末して、後続のプレーヤーに「どうぞ」と渡す。
ゴルフコースはそういうプレーヤー同士のお互いさまの社会なのだ。というゴルフのすべてのことの根っこを教えられました。
マナーのきちんとしている立ち居振る舞いは
グッドショットと同じように美しく、
かっこいい。
グッドショットにはマグレがありますが、
グッドマナーにはマグレはなく、
普段のその人そのもの。
(>_<)
こういう言葉に惚れ惚れします。
私はこう思う!
「自分のゴルフをもっと楽しくするためにマナーを守る」
マナーを守ることで、今まで味わったことのない楽しさを与えてくれるのがゴルフだと思っています。
ki銀次郎
0 件のコメント:
コメントを投稿