プロも憧れた伝説のアマチュアゴルファーは、
“ミスの連鎖はなぜ起きる”
ティショットをミスしたゴルファーは、セカンドショットもミスをする傾向にあります。
さらにミスの連鎖は3打、4打と続き、
ホールアウトしてみると信じられないようなスコアを叩きだしてしまう。
「そうなんです、1日に2ホールか3ホール悪魔に魅入られたようにミスが続くことがあるんです!」
心を落ち着かせるには、それなりの時間が必要なのに
次打地点まで距離が短いことが原因です。
人間はミスをすると頭に血が上ります。
あるいは一刻も早くその場から逃れたい一心で、やたらリズムが早くなったり、さらに悪いことに少しでもミスを取り返そうと大きなクラブを力任せに振り回したり、
つまりミスは起こるべくして起きるのです。
「それでは中部銀次郎さんは、ミスの連鎖が起こらないようどんな手立てを講じているのですか?」
起こってしまったことは、いくら悔やんでも消せるものではありません。
むしろ悔やめば悔やむほど、その気持ちが尾を引いて次のミスを生み出す。
ですから過去を振り返るより、次のショットに対する準備に心を切り替えるようにしています。
言い換えれば心を切り替えるということです。
心を切り替えてボールのライをよく見ます。と同時に心のライにも気をつけます。
悔しさや恥ずかしさは、まだ消えていないわけですから、そういう状況できちんと打ちこなせるクラブを選択するということです。
そんなクラブ選びができた時、すでにミスの連鎖は断ち切れているのです。
中部銀次郎
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