プロも憧れた伝説のアマチュアゴルファーは、
こうして強くなった!(中部銀次郎)
なぜ「心」なのか?
中部銀次郎といえば「心」である。
心の持ちよう次第でゴルフはどうにでも変わる・・・・・
と私たちに繰り返し語りかける。
だがそれは翻って考えてみれば、中部銀次郎に体力膂力(りょりょく)がなかったことの証しでもある。
競技に出ると彼より遥かに逞しい選手がずらりとそろっている。
まともにぶつかったのでは、とっても勝ち目がなさそうな強敵ばかりである。
そんな中、活路を見出そうと必死にもがき苦しみ中部銀次郎がついにたどり着いたのが「心」だったのでる。
体力がないからこそ心の持ちようを人一倍大切にプレーする。
何があっても乱れない平穏な心で戦う。
すると体力膂力で遥かに劣る自分でも、決して引けを取らないことに気づいたのである。
9番アイアンで取ったバーディも
5番アイアンで取ったバーディも
「3」には変わりありませんから。
いや、むしろ体力に勝る相手にとって、それはショックであったかもしれない。
その結果、相手の心が乱れゴルフが乱れ・・・・・
いつしか中部銀次郎は日本アマに6回も優勝していたのである。
体力のなさはアドバンテージにさえなる。
「心」の持ちよう次第では。
中部銀次郎
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