普及版厚紙表紙、B6版、本文並びにindex312頁、LONDON限定版、
英文ゴルフ宝典。
我が国のゴルフ文献紹介する上で、これだけは外すことのできない文献の代表格がこの本である。
日本人が初めて発行した英文のゴルフ文献で、発行したのは伊藤長蔵(1887〜1950)、関西実業界の重鎮伊藤長次郎の一族。
我が国最初のゴルフ雑誌「ゴルフドム』等、多数のゴルフ文献を発行する功績を残した人物だ。
宝典の内容は英米の著名なゴルファー文献、雑誌記事等からゴルフの上達に参考となるヒント、格言等をアルファベット26文字のうち、Q、V、X、Y、Zの5文字を除く21文字について何らかの参考と成る言葉が引用されているところは興味深い。
本書のPREFACE(自序)は当然ながら伊藤長蔵、自らが書き残しているが、FOREWARD(序文)は進化論で有名なチャールズ・ダーウインの孫にあたるバーナード・ダーウインが書いている。
ゴルフの文献にダーウインの序文を貰うことが当時の権威付けのひとつのやり方であった。
(月刊 チョイスの記事より)
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