2014年6月13日金曜日

ヘッドアップは原因ではなくて、先走り行為!

ミスショットをしたあとに
「ヘッドアップした!」
と言葉にして発するアベレージゴルファーが多い。



私は絶対に口にしないように心がけています。
言葉を発すれば心が平穏でいられなくなる。
そしてその声を脳が記憶する。
ミスをすると同じ言葉を発する悪い癖がつく。
そしてまたミスショットを招く。



ヘッドアップは原因ではなくて、
脳がミスショットを予測した上での先回りした行為だと考えます。



「バックスウィングのトップからボールまで、クラブヘッドが移動している最中に、脳みそは“これはミスヒットの軌道”“これはナイスショットの軌道”と判断し、インパクトを迎えるまで間にミスショットになるかナイスショットになるかは決まっているのだと思う」



ヘッドアップしたからミスショットしたのではなくて、
ヘッドアップはむしろミスショットの先走りした行為で、
これからするであろうミスヒットするボールの行方が気になるから、
先走って頭ないし顔がボールを打つ瞬間より少しだけ早く景色の方を向いてしまうのだと思う。



クラブヘッドがトップからボールに到達する間に、
クラブヘッドがミスショットの軌道を通過している最中
脳みそがミスショットと判断した場合、
飛んで行くボールの行方を気にかけて、
先に上体がおきてしまうのがヘッドアップだと思います。



考えてみてください。
目をつむってショットをしようとしても難しくてできません。
だから人間は打つ前にボールから目を離すという行為は絶対にしないはずです。
だから打つ前にヘッドアップはありえない。



人間の脳みそは想像以上に精密にできている。
インパクトと同時かそれ以前に顔は、飛んで行くであろう
気になるボールを追いかける。それがヘッドアップの正体!
インパクトが先か、ヘッドアップが先か?



ヘッドアップしたからミスショットしたのではなく、
ヘッドアップはインパクト前に、既に脳みそによって定められた行為なのです。



ヘッドアップを治そうとして、無理にボールを凝視したり、
打った後もボールを見続けるようなことをすると、
本来の正しいスウィングを壊しているような気がします。



ミスショットがうまれるのは、インパクト以前の出来事なので、
インパクト以前の間違ったプロセスを発見して、
私はそれを反省するようにしています。
あくまでも私の理論です。

ki銀次郎

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