棒はどこにでも落ちていた。道具を手にした人類と、
道具をついに使わなかった類人猿。棒を手にした者が勝ちを収めた。
しかし、それが手に余る巨木であれば、どちらにも、意味はなかったはずだ。
使いこなせる技術と、使われる道具の間に、一つの必然性があるのだ。
第1章:シャフト選びの注意すべき点(アイアン編)
◆Sシャフトを使いこなせるのは、ほんの一握りのゴルファーだけ
単純にシャフトの硬さだけを抜き出して考えると、アイアンの場合は硬いほうが方向性がよくなるのは事実である。ただし、初心者あるいは非力なシニアなどに限ってだが。
というのも、彼らのボールは曲がるほど上がらないからである。曲がろうとするころにはボールが落下しているので、曲がる余地がないというわけだ。その代わり、ボールが止まりにくくなることはいうまでもない。
一般的に日本人でダイナミックゴールドシャフトを使いこなせるのは、ドライバーのヘッドスピードが毎秒43メートル以上の人(飛距離が実測で240ヤード以上)と考えていいだろう。
おそらく全ゴルファーの10パーセントにも満たないのではないか。ついでに、ものすごくせっかちな人は意外にもSシャフトがいいことも付け加えておこう。
普通、ウッドはもちろんアイアンの場合でも、飛距離のことばかりが話題にされ、弾道のことについてはあまり触れられない。アマチュアの最大の願いは飛距離アップにあるからだろうか。
だが、シャフトの硬さと弾道には大きな関連があるのだ。ここでは結論だけにとどめるが、アマチュアは、ボールの上がりやすく止まりやすいという点では軟らかめのほうが間違いない。
竹林隆光
(><)
一般的に日本人でダイナミックゴールドシャフトを使いこなせるのは、ドライバーのヘッドスピードが毎秒43メートル以上の人(飛距離が実測で240ヤード以上)と考えていいだろう。
具体的な数字なので理解しました。
わたしもこの数値を下回ったらアイアンのシャフト変更を考えようと自覚しました。
ki銀次郎
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