2015年11月29日(日)の21時、松任谷正隆と中井美穂がMCを務める“ディアパートナー”という番組を東京FMで放送していました。
ゲストは女子プロゴルフファー、イ・ボミプロのキャディを務める清水重憲さんでした。
清水重憲さんは、男子プロゴルファーの谷口徹、藤田寛之、田中英道選手などのキャディを務めた経験をおもちの方です。
MCからの質問「強い選手の共通点は?」
清水キャディの答えは「どんな場面であっても、何事も諦めない姿勢を持っていること」と答えていました。
今シーズン賞金女王に輝いたイ・ボミ選手の例をあげると、ある賞金の低い大会において予選通過ぎりぎりだったのだが「千円でも多く稼ぐつもりで頑張りますと笑顔でそう言ったそうです」
MCからの質問「いままで見てきた中で一番シビレたショットは?」
1998年、大洗ゴルフ倶楽部で行われた日本オープンゴルフ選手権の最終日、最終18番ホールの2打目だそうです。田中秀道プロが放ったティショットが林に入ったときは、清水キャディもさすがに「終わった」そんな気持ちがよぎったそうです。
田中秀道プロは右の林の中から、残り166ヤード、木と木のすき間を6番アイアンでスライスをかけてグリーンに乗せるミラクルショットを放った。
今でもそこには看板が掛けてあるそうです。
清水重憲キャディはいいます。
とにかくゴルフ場に来て見ていただきたい。どんなところかというと、プロにとってボギーパットを打つのは屈辱的なんです。プロはそのボギーパットを真剣になって打ちます。このボギーパットを打つ姿勢を見にきてほしいと。
また、プロにできてアマチュアにできないことは?
「正しい方向を向くこと」
だそうです。
現役キャディさんから貴重なお話を聞くことができました。
部屋でストレッチと筋トレをするのにたまたまスイッチを入れたラジオから、大好きなゴルフの話が聞けるなんて、わたしはゴルフに不思議な縁を感じてしまいます。いい話が聞けて得した気分です。
ki銀次郎
※備考
「ダイヤモンドカップゴルフ」は「逆転の大洗」という異名がある。
1996年は尾崎将司が8打差を逆転して優勝
2001年大会では初日116位と出遅れた伊澤利光が、最終日に藤田寛之、五十嵐雄二とのプレーオフを制した。
2007年は平塚哲二が谷口徹を逆転で下した。
2009年は3日目2位Tだった兼本隆司がトップのブレンダン・ジョーンズを3ホールに及ぶプレーオフのすえ優勝しました。
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