2010年5月27日木曜日

江夏豊・松本哲也

現在(2010年)ジャイアンツで活躍中の小兵、松本哲也は中学時代は野球とラグビー部を掛け持ちしていた。


叔父がラグビーの日本代表選手だったこともあったからなのか。
しかし高校では身体の小ささからラグビーをあきらめ、野球部に入部し現在に至っている。



私は今「左腕の誇り」(新潮文庫)という江夏投手の自伝を読んでいる。
江夏投手は中学野球部時代に問題を起こし、やむなく退部した。



その時代の監督の杉山先生も責任をとって辞任した。
その杉山先生が江夏に命令するかのように陸上部へ誘い、ホーガン投げをさせました。
肩を鍛えるためだ。



杉山先生がいなかったら江夏投手の野球での記録もなかったかも知れない。野球をはじめたのは小学生かも知れないが、江夏ほどの選手ですら中学で野球から離れていてもプロ野球選手になっている。



以前書いたアメリカの2シーズン制による2種目スポーツの推進の裏付けはここでも実証されている。
また、いじめやその時だけ練習が辛くて、本当は大好きな野球から離れてしまった子供さんをお持ちの片は、何かきっかけを作ってあげればいいのかもしれませんね。

0 件のコメント:

コメントを投稿