2017年1月31日火曜日

松山英樹(世界ランキング5位)の内側

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今や世界ランキング5位、ジョーダン・スピースよりもジャスティン・トーマスより上位に位置する松山英樹の実態に興味深々です。早速、「書斎のゴルフ」今号の記事を紹介してみましょう。


松山英樹はかねてから言っていた。
「プロとして最も大事なことはバーディをたくさん取ることです。それを行うにはアイアンが上手くなること。それもいろいろなボールを使ってグリーンを攻めることができなければなりません。アイアンが上手ければ上位にはいける。それに加えてパットが良ければ優勝できる。大事なのはアイアンショットです」

松山英樹が2016年に使ったアイアン『スリクソンZ945』のバックフェースには鉛がベタベタと貼られていた。このアイアンは少しだけサイズの大きいマッスルバックだが、それはジュニア時代がヘッドの大きなキャビティバックの『スリクソンZ-TX』を愛用していたからだ。このアイアンは大学時代も使い、マスターズのローアマ獲得に貢献した。

アイアンのシャフトはツルーテンパーの『ダイナミックゴールドS400』『S400』よりも硬い『X100』ではないのは、重量があってしなるほうが松山英樹の好みであるからだ。

鉛を貼って、振ってみて、ちょっと違うと思えば、剥がして別の場所に貼り直す。こうしていつでも同じ弾道となる基本ショットを磨き上げる。

「アイアンでは真っ直ぐに飛んでめくり上がり、スーッと柔らかく真っ直ぐに落ちる弾道が理想です。そういう弾道であれば、風の影響を考慮に入れてショットが打てるからです。グリーンにも止まってくれます。2016年はウェイスト・マネジメント・フェニックスオープンから新しいボール、『Z‐STAR XV』を使って優勝しましたが、そういう弾道が打てるからです。ドライバーではどのライバルボールよりも飛び、アイアンではスピンがかかって止まってくれます」


このボールは2年間にわたって開発され、フェニックスオープン前にテストしてようやく使うようになった。このテストラウンドではいきなりホールインワンが飛び出した。

「何ホールか回って良いボールだなと思ったら、ホールインワンですかね。このボールで翌週から戦おうと決めました。そうしたら優勝!」
ちなみに松山英樹は1か3のボールナンバーしか使わない。2や4といった偶数番号は子供の頃、スコアが悪かったとのことで、それ以来使っていない。

トレーニングは、かつて中嶋常幸や小田孔明、藤本佳則のトレーナーだった飯田光輝氏が厳しく鍛えている。体を鍛え、スイングに磨きをかける。

「スイングの始動は足からです。決して手や肩ではありません。テークバックする前に、足に力を入れ始めます。足に力が入ってきたら、さらに右足に力を入れます。そうなったらゆっくりとテークバックしていきます」という。

松山英樹が使用している道具を紹介すると、『ツアーADレッスン』というグラファイトデザイン社の練習用クラブ。これはアイアンのヘッドに柔らかいグニャグニャのシャフトが装備されたもので、打ち急いだりするとボールが曲がります。スイングリズムが速くなるのを矯正するために使っているそうです。

2016年10月から使い出したパッティング練習機器は、パッティングコーチとして名高いデイブ・ペルツが開発した「ペルツ・パッティング・チューター」という機器だ。

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詳しくは「書斎のゴルフ」VOL.33の購読をお願いします。
『Z‐STAR XV』というボールは直ぐに使ってみたくなりました。
『ペルツ・パッティング・チューター』は7,0008,000円で販売されていますね。練習機器は購入しただけでは上手くなりません。練習!練習!です。
ki銀次郎

熱い血でもぎ取ったイーグルと初優勝【舩越園子コラム】ゴルフ情報ALBA.Net

ファーマーズ・インシュアランス・オープンの開幕前の最大の注目は、タイガー・ウッズの米ツアー復帰だった。20158月以来、15か月ぶりにウッズがカムバックする。それは、アメリカのみならず世界中のゴルフファンが待ち望んでいたことだった。

ウッズがテーラーメイドとクラブ契約。それは、現在の世界ナンバー1、ジェイソン・デイとナンバー3のダスティン・ジョンソンに加え、長年の王者ウッズもテーラーメイド・ファミリーの仲間入りをすることを意味し、偶然か、必然か、その3人が予選2日間を同組で回る展開。そんな出来過ぎのようなストーリーが現実に起こるところが、米ツアーの面白さだ。
画像検索結果

そういえば、2012年の今大会は首位を独走していたカイル・スタンリーが72ホール目に崩れてプレーオフにもつれ込み、結局、優勝したのはブラント・スネデカーだった。

目前の初優勝を逃して号泣したスタンリーを気遣い、勝者スネデカーが口にした「悔し涙は恥じゃない」「たとえ戦う相手がこの地球上の僕の最大の敵であっても、あんなふうに苦しむ姿は見たくない」という言葉は、まるで映画かドラマの主人公のセリフのようで、なんともカッコ良かった。

最大の注目を集めていたウッズ、デイ、ジョンソンの3人が3人とも予選落ち。リッキー・ファウラーやジミー・ウォーカーらも予選落ち。それ自体は面白いことではなかったが、上位陣がこぞって不在となると、無名選手も新人もベテランも一気にその隙間になだれ込んでくるところは、スピードの速い椅子取りゲームを眺めているようで、やっぱり面白かった。

最終日は大混戦となったが、
ジョン・ラーム72ホール目のイーグルで一気に抜け出し、初優勝。「これで2年間のシードだ。メジャーに出られるボーナスまでもらった!」

興奮冷めやらぬ様子で喜びを語るラームの姿は、米ツアーの戦いの厳しさを物語ると同時に、チャンスとラックを掴むことができれば、昨日の無名、昨日の下位選手が、翌日にはスターになり、その逆も起こりうる入れ替わりの激しさを示していた。

ラームはスペイン出身の22歳。大学はアリゾナ州立大学へ留学し、優れたカレッジゴルファーに贈られるベン・ホーガン・アワードを史上初めて2度受賞。大学卒業後は、下部ツアーを経ず、ダイレクトに米ツアーへ移行したエリート選手だ。

だが、米ツアーはそういうエリートたちがひしめく場所。その米ツアーで希望と不安が交錯する日々の中、昨年は2度、優勝争いに敗れ、悔し涙を流した。

そして2年目の春を迎えた今大会で、ついに初優勝。「今年、勝つことこそがゴールだった。去年、味わい損ねた勝利の味を今年こそ味わいたいと思っていた」

ラームは「信じてもらえるかどうか」と前置きした上で「大学時代より今のほうが、ずっとアグレッシブになっている」と言った。72ホール目のイーグル然り。「スペイン人ならでは、なのかもしれない。せべ(バレステロス)、ホセ(マリア・オラサバル)、セルジオ(ガルシア)、みんなアグレッシブだからね」

熱い血でもぎ取ったイーグル、熱い血でもぎ取った勝利。そういうことも起こりうるから、米ツアーは面白い。
文 舩越園子(在米ゴルフジャーナリスト)


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ジョン・ラームの最終ホールのイーグルパットをTVでご覧になった方も多いのではないでしょうか。20mはあろう下り、フックとスライスが入り混じるライン、カップインはジャストタッチでした。「チャンスとラック」という言葉が前に書かれていましたが、優勝する選手というのは、何か奇跡的なものを持っているように見えてしまいます。

ki銀次郎

『ディアマナX‘17』誕生!

今号の『書斎のゴルフ』に超貴重な新製品情報が詳細に書かれていました。


特長は、超ハードヒッターにトルクをもの凄く絞ったと書かれています。
50g台から70g台までのラインナップ。

トルクは50g台のSRで3.8、70g台のXとXXが1.9。最高のCF素材を使用しているだけでなくて、製造公差が±1g/1cpmという高品質シャフト。お値段は1本80,000+消費税。

最高のCF(炭素繊維)を贅沢に使用。
その1つめがフープ層にしようした超高弾道ピッチ系90tダイアリードCF。
2つめがバイアス層に使用した78tダイアリードCFで、これによりバット部を強化している。
3つめがストレート層に使用した強度と弾性率を高い次元で両立するPAN系MR70CFである。




ピッチ系CFとは石炭に乾留して得られるピッチを原料としたものであり、PAN系CFはアクリル繊維を高温焼成して製造する補強効果と粘り強さをバランス良く備えているもの。

三菱レイヨンはこれらピッチ系とPAN系の2種類のCFを所有しているため、それらの素材、それも最高の素材を『ディアマナX‘17』には適材適所に使用している。

このことによって『ディアマナ』史上最もトルクを絞ることが可能になった。ちなみに70g台のXとXXはトルクが1.9とスチールシャフト並みである。

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あるところからの情報では、世界限定5,000本しか製造しないと聞いている。トルクが1.9をわかりやすく説明するのに、私の友人は車でいうところの「遊びのないステアリング」という表現をしていました。うまい事をいうな~と感心しました。

ハンドルを切ったら切った分だけ車が曲がってくれる。シャフトに置き換えれば捻じれ戻りが小さいから、自分が振った軌道そのままの方向と弾道が打てる究極のシャフトと言えそうです。ほし~い!絶対ほし~い!

ki銀次郎

2017年1月30日月曜日

【疲れた心に沁みわたる】 瀬戸内寂聴の名言

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一日一日を大切に過ごしてください。
そして、

「今日はいい事がある。いい事がやってくる」
「今日はやりたい事が最後までできるんだ」 
この事を思って生活してみてください。 
 

愛に見返りはないんです。 
初めからないと思ってかからないと駄目です。 
本当の愛に打算はありません。 
困ったときに損得を忘れ、助け合えるのが愛なのです。
 

健康の秘訣は、言いたいことがあったら
口に出して言うことです。 
そうすると心のわだかまりがなくなります。 
 
 
相手が今何を求めているか、何に苦しんでいるかを想像することが思いやりです。その思いやりが愛なのです。
 

一日に一回は鏡を見る方がいいです。
できればにっこりと笑ってみてください。
 

心にわだかまりがない時は、
表情がいきいきしているはずですよ。
 

人の話を聞く耳を持つことは大事です。
もし身の上相談を受けたら、
一生懸命聞いてあげればいいのです。
答えはいりません。
ただ聞いてあげればいいのです。
 

いくつになっても、おしゃれ心を失わないこと、
好奇心を失わないこと、若い人と付き合うこと。
これが、若さを保つ秘訣です。
 
人とつきあうのに秘訣があるとすれば、
それはまずこちらが相手を好きになってしまうことではないでしょうか。
 

「念ずれば花開く」
という言葉があります。 
私は何かをするとき、必ずこれは成功するという、
いいイメージを思い描くようにしています。
 

人生はいいことも悪いことも連れ立ってやってきます。
不幸が続けば不安になり、気が弱くなるのです。
でも、そこで運命に負けず勇気を出して、
不運や不幸に立ち向かってほしいのです。
 

自分を愛してもらいたいから、相手を愛する、それが渇愛です。
自分を忘れて他人に尽くす。仏さまの慈悲とは正反対ということです。
慈悲はお返しを求めません。
 

あなたは苦しんだ分だけ、愛の深い人に育っているのですよ。 
人は、人を愛していると思い込み、実は自分自身だけしか愛していない場合が多い。 
愛する者の死と真向きになったとき、人は初めてその人への愛の深さに気づきます。
「私の命と取り替えてください」と祈る時の、その純粋な愛の高まりこそ、この世で最も尊いものでしょう。
 

人間として生まれると、他の動物にはない誇りが心に生じるのだと思います。
学校の成績より、他者の苦しみを思いやれる想像力のある人間こそ素晴らしいのです。

 
もし、人より素晴らしい世界を見よう、そこにある宝にめぐり逢おうとするなら、どうしたって危険な道、恐い道を歩かねばなりません。
そういう道を求めて歩くのが、才能に賭ける人の心構えなのです。
 

生きるということは、死ぬ日まで自分の可能性をあきらめず、与えられた才能や日々の仕事に努力しつづけることです。
 

無為にだらしない生き方をするより真剣に生きるほうが、
たとえ短命でも値打ちがあります。 
 

世間的に申し分のない夫や妻であっても、相手が欲していなければ、それは悪夫、悪妻です。
そんな時はさっさと別れて、自分の良さを認めてくれる相手を探すことです。
 

たくさん経験をして、たくさん苦しんだほうが、 
死ぬときに、ああよく生きたと思えるでしょう。
逃げていたんじゃあ、貧相な人生しか送れませんわね。 
 

どんなに好きでも最後は別れるんです。 
どちらかが先に死にます。
 

人に逢うということは、必ず別れるということです。
別れるために逢うんです。
だから逢った人が大切なのです。
 

男女の間では、憎しみは愛の裏返しです。
嫉妬もまた愛のバロメーターです。 
夫婦の間でも、恋人の間でも、親子の間でも、 
常に心を真向きにして正面から相手をじっと見つめていれば、お互いの不満を口にする前に相手の気持ちがわかるはずです。
 

恋を得たことのない人は不幸である。 
それにもまして、恋を失ったことのない人はもっと不幸である。


人間は万能の神でも、仏でもないのですから、人を完全に理解することもできないし、良かれと思ったことで人を傷つけることもあります。
 

そういう繰り返しの中で、
人は何かに許されて生きているのです。
瀬戸内寂聴 

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本当に心に沁みわたります。
ki銀次郎

◆いつもポケットに忍ばせたい名手の言葉

~届かなければ、入らない~

(ネバーアップ、ネバーイン)

オールド・トム・モリス
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どんなにいいストロークをしてもカップに届かなければ物理的に絶対にカップインしない。これは真理だ。


ストロークが強すぎて、結果的にボールはカップを通り過ぎても、少なくともカップまでは届いていたのだから、入る可能性はあったといえる。


だから強く打って失敗しても悔いは残らないが、入る確立がゼロのショートしたパットは一生悔やむことになることもあるのだ。


あと1メートルを入れればというとき、心身が金縛りにあい、カップに届かなかったことはゴルファーなら一度はあるだろう。このシンプルな言葉のなかに、ゴルフの深淵はのぞいている。
【トム・モリス・Sr
1851年生まれ。セントアンドリュースで職人として働き、1967年までに全英オープン4回優勝。セントアンドリュース18番グリーンわきにはトム・モリスショップがある。

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グリーンでパットを打つとき、真っ直ぐのラインのパットはあまりにも少ないと思いませんか?必ずどちらかに曲がります。


曲がり方や角度を精密に予測することは難しいけど、カップを越えるパットを打つのは自分の気持ち次第です。次に行くゴルフ場でのプレーからは「絶対にショートしない」これだけを守ってプレーしてみてはいかがでしょうか。

ki銀次郎

練習さぼっています。



先週、日本列島を覆った寒波(冬将軍)は、やっぱり体にはこたえました。(((><)))

先週金曜日から九州は鹿児島へと出張のため、ゴルフの練習はさぼってしまいました。
ブログに練習風景がアップされないで、読者の方の中には「ki銀次郎もさすがにゴルフの上達をあきらめたのか?」なんて想像した方もいたのではないですか?

春のシーズンインに向けて今日から気合を入れて練習に励みたいと思っています。どうか応援をよろしくお願いいたします。

ki銀次郎

ファーマーズ・インシュランス・オープン 最終日◇29日◇トリーパインズGC(7,698ヤード・パー72)

米国男子ツアー「ファーマーズ・インシュランス・オープン」は最終ラウンドを行い、最終日に2イーグルを奪うなど“65”とスコアを伸ばしたジョン・ラーム(スペイン)がトータル13アンダーで逆転優勝を飾った。3打差のトータル10アンダー2位タイにはCT・パン(台湾)、チャールズ・ハウエルIII(米国)。
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日本勢はトータル2アンダーから出た石川遼が好フィニッシュ。18番パー5で約100ヤードを放り込むイーグルも披露し1イーグル・5バーディ・3ボギーの“68”でトータル6アンダーの20位タイに食い込んで見せた。トータル4アンダーの24位タイから出た松山英樹は3バーディ・3ボギーの“72”でスコアを伸ばせず、トータル4アンダー33位タイで4日間を終えている。

その他上位はトータル9アンダー4位タイにキーガン・ブラッドリー、パット・ペレス、トニー・フィナウ、パトリック・ロジャース(いずれも米国)、ジャスティン・ローズ(米国)。首位から出たブラント・スネデカー(米国)はトータル8アンダーの9位タイでフィニッシュした。

【最終結果】
優勝:ジョン・ラーム(-13
2
TCT・パン(-10
2
T:チャールズ・ハウエルIII-10
4
T:キーガン・ブラッドリー(-9
4
T:ジャスティン・ローズ(-9
4
T:パット・ペレス(-9
4
T:トニー・フィナウ(-9
4
T:パトリック・ロジャース(-9

20
T:石川遼(-6)、33T:松山英樹(-4

(撮影:岩本芳弘)<ゴルフ情報ALBA.Net>

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今大会の成績は、石川遼選手の好調がうかがえるものではないだろうか。私はそう信じたい。努力はきっと報われます。

ki銀次郎

2017年1月26日木曜日

◆いつもポケットに忍ばせたい名手の言葉

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~上手くなりたかったら下手な人に聞かなくちゃ~

片山晋呉

「オフにクラブは握らない」「左手で食事」など独特の上達法で知られる片山晋呉は効果的な上達法についてこんな名言を残している。


みんなうまい人ばかりにゴルフを習いたがるけど、うまくなりたかったら下手な人にも聞かなくちゃ。だってうまい人は最初から何もしなくてもできちゃったわけでしょ。


逆に下手な人は、すごく考えて努力してますから。ホーガンにしろ、フックという不治の病がなかったら、あそこまで研究しなかったろうし、『モダンゴルフ』も生まれなかった。


苦手だったバンカーショットは、たまたまついたキャディに打ち方を教わって、おもしろいようにうまくなってしまったそうだ。
【片山晋呉】1973年生まれ。2歳半でゴルフに興味を持ち、学生時代に日本アマなど33のタイトルを獲得。98年にプロ初勝利を挙げ、現在まで4回賞金王に輝く。ツアー通算28勝。

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たったこれだけの文章に『モダンゴルフ』という文字が出てきます。いかに『モダンゴルフ』が素晴らしい書物なのかを表わしているのではないでしょうか。


ゴルフをされていて未だに『モダンゴルフ』を見たことのない方は、これを機会にぜひご一読ください。自分のゴルフの世界がまたひとつ広がりをみせることを約束します。

ki銀次郎

2017年1月25日水曜日

レッスン&最新ゴルフ技術用語解説



【ハーフショットでスウィング作り】

ハーフスウィングの練習の際には、7番アイアンを使うことをお勧めします。最近は3番アイアンを愛用するゴルファーが少なくなり、4番とか5番アイアンからのセッティングが一般的になっています。


こうしたセッティングでは、7番アイアンがちょうど中間のクラブなります。ハーフスウィングの振り幅ですが、まずシャフトが地面と平行になる範囲から始めましょう。


腕はつかいません。体幹部のターンだけです。体重移動も意識する必要ありません。意識すべきは胸の向きです。


バックスウィングでは、胸を飛球線と反対方向にわずかにターンさせます。ダウンスウィングからは飛球線方向に胸を向けていく。たったこれだけの小さな動きでも、ミスの原因をいくつも発見することができます。


例えばグリップをギュッと握りしめてしまうとボールをフェイスの芯でとらえられなくなったり、ダウンスウィングで上体が突っ込み、左に飛び出したり。


胸をターンさせるだけのつもりなのに軸が保てなくなります。軸をぶらさずにスウィングを同調させることが大事です。
内藤雄士

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ハーフスウィングといっても実際にやってみると非常に難しい。シャフトを地面と平行な位置でバックスウィングを終えることすらなかなかできません。


ハーフスウィングだからといって手元が緩んでしまうこともあります。ボールを芯でとらえる感覚を養ったり、スウィングリズムを覚えるにはハーフスウィング練習は有効だと思います。

ki銀次郎

2017年1月24日火曜日

石川遼が4時間アップをする理由。好スタートの陰に新・肉体調整法。Number Web 1/24(火) 7:01配信

腰を痛め、昨年2月から戦線離脱を余儀なくされた石川遼が、2017年の自身の米ツアー初戦をカリフォルニア州のPGAウエストで開催されたキャリアビルダー・チャレンジで迎えた。34位で発進した初日。石川は体のケアに関することを、こんなふうに語り始めた。

「スタートの4時間前からホテルでウォーミングアップを始めます」

4時間も前から? そんな話を石川の口から聞いたのは、彼が米ツアーにスポットで挑み始めた2009年以来、初めてのことで、だからこそ驚かされた。

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驚くと同時に、少々首も傾げた。スタートの4時間も前からウォーミングアップしたら、スタートするころにはすっかり疲れてしまうのではないか。4時間の内訳はどうなっているのか。いろんな疑問が浮かんできたが、石川は、さらに言葉を続けた。

「自分の体を知る。自己治癒力を高める。体温を高く保つためには、どうするべきか。マッサージでほぐすだけでは筋肉は強くならないですから」トレーナーは「マッサージ、まったく致しません」。
それは、マッサージでほぐす以外に何か別のことをしているという意味なのだろうか? 
だから4時間も前からウォーミングアップを始めるのだろうか? 
私の頭の中に浮かび上がったさまざまな「? を、翌日、石川の現トレーナーにそのままぶつけてみた。すると、驚くなかれ、こんな言葉が返ってきた。


「いいえ、マッサージはまったく致しません。コルセットやテーピングもほとんどしない。その場しのぎ的に体に何かを施すということではなく、体の根幹から、根底から、治すんです。強い力は要りません。ゆで卵に傷をつけない程度の力で、軽く手と頭を触るだけで調整できるし、治療もできる。費やす時間は1日せいぜい30分から40分だけです」

トレーナーから、そう聞かされたときは、失礼ながら、最初は信じられなかった。「脳からカラダを治します」を実際に体験してみた。
「脳からカラダを治します」

トレーナーの名刺には、そう謳われていた。その意味も最初はわからなかった。百聞は一見にしかずということで、石川がそのトレーナーから受けている肉体調整法のほんの一部を、私が実際に体験してみることになった。

「立ったまま、背中側で両手を(手のひらを上にして)組んでみてください」

言われた通り、私が背中側で組んだ両手のひらの上にトレーナーは自分の拳を乗せ、体重をかけながら押し下げていった。

「こらえられるだけ、こらえてくださいよ」
まるで手品か魔法のように重心の調整が。しかし、ある時点で私は体のバランスを崩し、よろけてしまった。同じことを背中側だけではなく体の右側、左側、正面でも行った結果、トレーナーは私の体の歪みを即座にこう指摘した。

「重心が体の右前に動いてしまっている。でも、すぐに治してさしあげましょう」

右手の甲、左手の甲、そして頭を本当に軽く優しく触るだけ。所要時間は、わずか3分? いや、2分? 

「はい、重心の調整ができましたよ。それでは、もう一度、両手を組んでみてください」

数分前に行ったのと同じように、体の前後左右で組んだ私の両手の手のひらをトレーナーが押し下げていくと、さっきまではすぐにふらついてしまった背中側や体の左側で、私の体は全然ふらつかなくなっていた。体全体、とりわけ下半身の安定性が増したと実感できた。

それが「脳からカラダを治す」ということらしい。

すごい! まるで手品か魔法のようだった。肉体を芯から強化するというトータルケア。ほんの一部ではあるが、そんな治療を体験してみたことで、石川が口にした言葉の一つひとつの意味が頷けてきた。

「マッサージでほぐすだけでは筋肉は強くならない」とは、重心を整えた上で体幹を鍛え、筋力を増やし、肉体を芯から強化するというトータルケアを指していたのだ。

「グッドショットを打てたときよりミスショットしたときに、ああ、体のバランスが悪いのかな、体幹が弱いのかなと感じる。僕は腰も膝も悪かったので、傾斜地を歩くのも以前は結構怖かった。でも今は傾斜地を当たり前のように歩ける。周りの筋肉が膝を支えてくれている」

石川が現トレーナーによる治療を開始したのは、米ツアーに正式参戦を始めた2013年からだった。最初のうちは他のケアと併用していた時期もあったが、いろんなトライアルを繰り返した末、今は短時間で高い効果が期待できるこの治療だけに絞っている。

スイング練習の時間以上に、体のケアや筋力強化を。その一方で、石川自身はスイング練習にかける時間を減らし、体のケアや筋力強化に費やす時間を格段に増やした。

「どのぐらい増やしたか? 倍増どころではなく、それ以上に増やした。腹筋、背筋以外の筋力も鍛えています。その効果が感じられるようになったのは、4カ月か、5カ月ぐらい経ってからかな。体が変わるのには時間がかかります」

試合の日でもスタートの4時間も前からウォーミングアップを開始する背景には、そんな事情と目的と努力があったのだ。

「自分の体を知る。自己治癒力を高める。完成するまでには時間がかかります」「数か月前に打てなかったショットが、打てた」
その先にあるものこそが、技術の向上と成績の向上、そして優勝の二文字。今週は苦手としていたコースながら予選通過を果たしたが、50位に留まり、悔しさも残った。だが、手ごたえもあった。

1年前、数カ月前に打てなかったショットが、この状況で打てたという現実、現状を知ることができた」

今が等身大で見えるようになった。だからこそ石川は未来という次なるステップへ、きっと移っていける――。
(「ゴルフPRESS」舩越園子 = 文)
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次から次へと新しい治療方法や練習方法が出現してきます。正直どの方法がどれだけの効果があるのか疑問に思うことも多々あります。

ただ私はプロゴルファー石川遼が大好きです。いままでも彼に、彼のプレーに勇気づけられて生きてきました。1日もはやくPGAでの初優勝を祈念しております。

ki銀次郎

2017年1月23日月曜日

レッスン&最新ゴルフ技術用語解説



【体と腕の連動を知る練習法】

体幹部の動きと腕・クラブの動きを同調させる。言葉だけでは理解しにくいかと思います。そこでみなさんに実際にクラブを持ってやっていただきたいことがあります。


肩幅よりやや狭い程度に足幅を広げ、直立状態になってください。手にするクラブはショートアイアン。クラブを顔の前に立てたところから脇を締めたままヒジを伸ばし、グリップをお腹のところまで下します。


クラブヘッドは胸の高さにして、剣道の正眼の構えに近い格好です。この状態で体を右にターン、続いて左にターンさせます。ターン幅は、左右ともおよそ45度。腕は使いません。


体のターンに連動するだけです。そして一連の動きの中で、どの箇所でもグリップエンドは体の中心線を指しているはずです。この一体感がつかめたら、前傾して実際のアドレス姿勢を作り、同じように左右にそれぞれ45度程度体をターンさせます。その動きに腕・クラブが連動したのがハーフスウィングということになります。
内藤雄士

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私はこのようなレッスンを読むことで疑問に思ってしまいます。なぜ体とクラブを同調させるこのような練習が必要なのだろうか?理由を明確に付け加えておいてほしいと思う。


なぜなら、小さなアプローチショットならまだしも、スウィングするときに必ずしもクラブのグリップエンドは体の中心線を指すとは限らないのではないだろうか?

ki銀次郎

ピーターたちのゴルフマナー(鈴木康之)

サー・マイケル・ボナラック
ゴルフ本来の姿を楽しむためには、マナーと礼儀をわきまえることが大切。


夏坂健
ゴルフは自分の性格が最悪の形で露呈されるゲームだけに、
まず求められるのが礼儀作法の数々。



気づかないうちに困ったプレーヤーになっていませんか?
これがゴルフマナーの世界基準です。



第5章 人間関係

~ビギナーへの指導・注意~

ゴルフ場におけるマナー知らずの増加は世界的な傾向である。その理由を考えてみよう。
まずゴルフ場の外に大きな理由がある。社会生活のマナー全般が崩壊しつつある。個人を尊重する価値観が連帯の精神を忘れさせた。だから、挨拶しない、思いやらない、後始末しない、人にやらせる、やり方を覚えない、物をていねいに扱わない、使い捨てるなどが蔓延している。

※勉強不足のビギナーの増大

ゴルフ人口が急増した。つまりビギナーが急増したということ。
勉強不足でコースに出るビギナーが増えた。
勉強不足のままのビギナーを連れてくるゴルファーが増えた。
勉強不足のビギナーでもプレーさせるゴルフ場が増えた。
無作法ゴルファーを見ても教えない、叱らないゴルファーが増えた。かくして無作法ゴルファーが蔓延。さまざまな不快な現象がゴルファー自身の身にはね返ってきている。


~ビギナーを連れていく人の責任~

ゴルフはプレーヤー本人に責任があるという考え方が基本である。しかし、ビギナーはしょせんビギナー。知らない人に知らないことを責めても通じない時代。そこで、ビギナーを誘う先輩ゴルファーの責任が重大になる。最小限のことを教えるべきである。


コースに連れてきたからには、自分がプレーすることを二の次にして、先輩ゴルファーとして、ショットの技術とともにラウンド能力のだいじを、具体的に教えることに時間を割かなければならない。よいゴルフ友だちをひとり増やすためなのだから、やり甲斐があろうというものだ。


ビギナーへのゴルフ作法の指導は、先にゴルフを愛した者の務めである。ゴルフ歴のある人、月例競技Aクラスの人、なかでもシングルハンディキャッププレーヤーたちは、ゴルフの世界がこれ以上に荒廃しないように努めなければならない。


これらの人たちは、ビギナーに対してだけでなく、無作法ゴルファーたちに勇気をもって声を掛けて注意し、教育に努めるべきである。
鈴木康之

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こういう記事を目にしたならば、実社会では人として自分を見つめ直し、ゴルフ場またはゴルフ練習場ではゴルファーとして自分を見つめ直す時間を設けたいものですね。

ki銀次郎

練習は心の鍛錬!(2017年1月21日 土曜 20:00~)

すべての壁は自分の内側にある
できるかできないかではなく、やるかやらないか!
やる人は「時間」を作り、やらない人は「理屈」を作る
うまくやるより本気でやりたい
自分がしてきたことの結果が今のゴルフを形作っている
練習の積み重ねが、自分のゴルフの未来を作り出す。


技術はさぼると逃げていきますから・・・・・銀次郎


151球
ドライバー×20球  5鉄×81球  PW×50球   
バット素振り(左)×30回
スピードアシストトレーニング×20回
バット真剣素振り×60回(2015610日~累計13,362回)
連続10回バット素振り×1回(201668日~累計810回)
2010年2月~累計練習打球数:207,071


明日は練習を休むつもりで気合をいれて練習場へきました。
いつもより多く151球打って、バットを11回アドレスしながら60回スウィングしました。



昨日の練習で5番アイアンのミート率を上げるハーフショットの練習をしたので、今日は練習場の黒いマットの線をスパットに見立てて、打ったあとも頭を残しボールはマットの線に沿って打つ練習をしました。


今日の練習は充実したものになりました。
振るしかない!

ki銀次郎