2014年10月31日金曜日

動作というのは、脳からの命令によって始まる!





動作というのは、脳からの命令によって、からだ全体に伝わり、反射神経で動くようにできています。
だからスイングを直そうと思ったら、ただ形だけ直してもダメなのです。



脳の命令を変えないといけません。
プラスの力・マイナスの力、
力のあること自体がプラスであって力を入れることはマイナスである。



力のある人がリラックスして振るのが最良。
非力な人が力を入れるのが最悪。



“力・速度・回転の頂点”
機械の場合、100%の力、速度の連続が利くが、
人間の場合は同一状態の連続は望めない。
100%の力・速度の頂点は一つしかなく、頂点をすぎてからは下降線を辿る。



したがって、インパクトの直後に力・速度の頂点を持っていくのが理想で、そこが回転の頂点もなっており、スイングのただ一つのポイントにもなっている。



ゴルフの本当の難しさというものは、実は皆さんが大して気にもとめとていないところにあります。



クラブは片手では重過ぎて両手では自由になりすぎる。
クラブの目方というものは、片手では重く、両手では自由になりすぎるという厄介な重さである。



そこで力や速さの過剰を招いて、クラブヘッドの軌道を狂わす。
クラブの重さや長さと両腕の力のバランスが大切である。



したがって力のある人ほどクラブの重さに力を合わせることが難しい。
その代わり、いったん力が合えば最小の力で最大のスピードを出すことが出来る。



これが例えば、重いツルハシとかハンマーなどの場合は、両腕が力よりも先の方の重さに絶対量が負けているために、動作は自由にならない。



力や速さは固定されてしまい、自ら合わされている。
速さと力の配分がつかみにくい320グラム前後の重さに、
45インチ前後のクラブを振りまわすのに適した速さと、
力の配分がなかなかつかみにくい。



人間の体は自由になりすぎる。
人間の体は、あらゆる部分が自由になりすぎる。
筋肉の各部分の動く大きさ、力、速さ、角度はそれぞれ異なっている。



その無数の部分を一つの動きにシンクロナイズさせなければフォームは乱れる。



“ペースを保ちにくい”
沢山ある競技の中でゴルフが最も長い時間(18ホールで約4時間、36ホールになると、約8時間)を要する競技であるため、その間、自己のペースを崩さずにプレーを続けることが、肉体的にも精神的にも難しい。
ゴルフは考える時間がありすぎるので雑念にとらわれやすく、心理面にも強く影響をうける。
以上の要素は、動作そのものの問題ではありません。



形になって現れたのものではなく、目には見えないものが実は難しい要素になっているのです。





(><)
何からもってきた文章か忘れてしまいました。
私はこの考え方はとても感心を持っていて、私と同じ考え方なのです。



「ゴルフスウィングは考えれば考えるほど迷いが生じる」という諺があります。
私のスウィングのベースは“振りたいように振る!”
丸めたティッシュをゴミ箱に投げ入れるとき、腕のふり幅なんて考えたことありません。



脳ミソはそれだけ性能がいいわけなので、まずは感性や感覚を優先したいと思っています。
コンマ何秒で振るスウィングの細部にこだわっても仕方がないでしょう?

ki銀次郎

ゴルフ・プレー前夜に読むクスリ 夏坂健

レッスン書を読まなくてもうまくなる法




『私は打つ前に失敗は考えない、いい設計図をイメージせよ』



たいていのゴルファーは、打つ前に失敗したときのイメージを持つ。
ボールを曲げてしまうのではないか?
この前もこのくらいの短いパットを外したっけ?
脳裏を悪い設計図がよぎっていく。



これを「セルフ・ダウト」(自分を疑う)というが、
何かをやろうとすると自己不信が頭をもたげる。
設計図が悪いために、出来上がった建物も悪くなる。



すると自分で、
「ほら、やっぱり失敗した」と失望してしまう。
だからいつまでたっても進歩がない。



『私は打つ前に失敗を考えない。なぜなら、まだ失敗していないからだ。もしうまくいかなかったら、そのとき、その場所で考えればよしい。そう割り切っているから、ボールに向かったとき、比較的早く集中できる。



失敗を考えはじめたらキリがなくなって、とても気持ちを一本にまとめることはむずかしい。
だから私はまだ起こってもいないことは考えずに、目の前のものに自分のリズム、自分のペースを持ってぶつかっていく。



自分は自分でしかないから、無理をしないで、自分のペースでベストをつくしていくだけ』
杉原輝雄

井上誠一のコース設計論と攻略ルート

――コース設計の心得――
私は日本の美しい自然の中でのゴルフ場設計の仕事に誇りを持っている。
この一生涯の仕事が安易な妥協で無になってしまう。


「井上のコースはこの程度か・・・・・。」と言われる。
そう評価されない為にも自分自身で常に納得のゆく仕事を厳選してきた。

井上誠一





第一章
“ホールに応じて自在に”

地形、その他条件に合わせ前述のごときコンセプトに基づいて造るが、これをくずしても、その場所に適応するホールをいかに造るかの判断は設計者のセンスによる。



18ホールのコースには易しいところもあれば、難しいところもある。
たまたま、あるホールでスコアを乱したからといってくさることはない。



次には必ず易しいホールが待っており、同時にリカバリーというチャンスも生まれる。


自分の腕前をよく知ってコースを攻めることだ。



常に最高のスコアを望むのはゴルファーなら誰しも同じであるが、技術がともなわない場合、ただ、むやみに突進するだけではスコアはまとまらない。



それが易しいホールであろうが難しいホールであろうが関係ないといったのではよい結果は得られない。



易しいホールの次には難しいホールがくるということが多いのだから、気分の引き締めも忘れてはならない。



攻めるホールと守るホールが自ずとあるわけだから、それを見極めた上で18ホールに挑戦することである。
井上誠一

(><)
難しいホールの次は、易しいホールが待っている。
易しいホールの次には難しいホールが待っている。



こんなことを頭の隅っこに置いておくだけで、心のセーフティバルブになるのではないだろうか?



難しいホールとわかっていれば、慎重に刻んでいってボギーで良し!
と初めから目標を決めておけば、ボギーをとれたら本来のパーをとったときの気持ちになり、もしパーがとれたらバーディをとったと思えばいい。



こんな謙虚さがスコアを作ってくれると思います。
ki銀次郎

中部銀次郎「ゴルフの神髄」新編

もっと深く、
もっと楽しく


「技術を磨くことより心の内奥に深く問い続けることが大切」

「自分の力を、甘くなく辛くなく正確に把握する。そこからすべては始まる」




“スコアメーキングの鍵”
ゴルフにおいてスコアメーキングの鍵を握るのは、自分の力量を知るかどうかである。



つまり、できることとできないことを自分ではっきり把握しているか――にかかっているのだ。



仮に、ある状況下でここからグリーンを狙うようなショットは、自分にはとうていできそうもないと判断した場合、とりあえず次打の打ちやすいところへボールを打っておくことになる。



この処置によって失うストロークは、わずか1打でしかない。
というよりも、次打をピンに寄せるチャンスはまだ残されている。



一方、自分でこのショットが正確に打てるかどうか判断もせず、
ただ闇雲にグリーンめがけて打っていったとすると、
まず間違いなく悲惨な結果を招くものだ。



失うのが1ストロークどころか、2打、3打にもなることがしばしばなのである。
ショットの能力では同じレベルのゴルファーで、ひとりがハンディキャップ10、ひとりが18というように大きく差がつく例もよくあるが、
この差は両者のゲーム設計能力から生じているといえる。



要するに、自分でできることとできないことが理解できているかどうかが、二人の違いを決めてしまうのだ。



ギリシャのどこかの神殿には
「おのれ自身を知れ」
という言葉が刻まれていて、この言葉は西欧の認識論の基礎をなしてきたとか。



ゴルフにおいても
「おのれ自身を知れ」
という言葉は、絶対の真理なのである。
中部銀次郎


(><)
この前はハーフ44でプレーできたのに、今回は50叩いてしまった。
これが我々レベルのゴルフだと思います。



原因のすべてはここに書かれていることが、我々に一番ふさわしいレッスンだと思います。



例えば、パー5のホールでは、必ずといっていいほど3Wを打つ人が多い。そしてミスをする。
3Wを打たないでいると、「3Wを打たないでいると、いつまでも3Wは打てないよ」と意見する人もいます。



それも正論かもしれませんが、3Wがきちんと打てるようになるのは、自分自身の実力を知り、階段を上るようにハンディキャップも少なくなり、実力が伴うころには、自然に3Wも打てる体になるような気がしています。



大事なのは、その基礎になる“心構え”を今の自分に身につけることではないでしょうか?
パー5のセカンドショットは、私はまだまだアイアンを使っています。
ki銀次郎

“ゴルフたるもの”青木功




プレーが遅いゴルファーの共通点は準備が遅いこと。

準備が遅くてミスするのはゴルフ下手。

たとえミスショットでも、てきぱき準備して

パッパと打つほうがゴルフの上達がはやいよ。



ゴルフの場合の準備はいろいろとあります。
例えば、「OUTコース7時14分スタート」というのは、7時14分には、オナーはティインググラウンドにティペッグをさしてボールをセットし、アドレスしていることを意味しています。



グリーン上ではマーカーを2つ準備する必要がある。
一つはコインタイプでもチップタイプでもいいが、もう一つは芝生に刺すタイプのマーカーです。



自分のボールが同伴者の内側に着いた場合は、芝生に刺す小さいものを使用します。
また、先にグリーンに到着し、後から打った人のボールが、他の人のボールよりも内側に着いた場合は、先にマークしてあげてボールをピックアップしてあげるのがプレーファストにつながるからだ。



スウィングでいうところの“準備”は、アドレスに入ったら、1秒でも早く打つことでしょう。
1秒2秒のことだけれど、時間が経つにつれ筋肉は動きにくくなるわけです。



ビギナーの方でアドレスで固まっている人を見かけます。
本人は、数々のチェックをしているのだろうが、そのチェックをしないで打てるようにすることが“スウィング準備”です。



アドレスで静止しては体が動きにくい、だからフォアードプレスという行動があるわけです。



準備万端をし、1秒でも早く打つことで、心は安心感を抱きナイスショット、ナイスパットにつながるのです。

ki銀次郎

練習は心の鍛錬である! (10月30日 木曜日 19:30)

練習テーマ
『1本のクラブだけを3ヵ月練習』

一度だけの人生、目的のためなら
うまずたゆまず

どんな苦労だって楽しいものさ!




19:30
8番アイアン×60球



8番アイアン1本練習、シャンクでまくりました。
こういう日はムリに球を打たないようにしています。
8番アイアンで50,80ヤードを打ったりしました。



素振りを中心に練習しました。
素振りは決して連続してはやりません。
素振りと素振りの間に必ず違う動作を入れます。



ドライバーのアドレス~ルーティンの素振りを30回、
バット素振りを30回、バットの左素振りを60回、
パターを40球をして練習場は終了です。



自宅では、ストレッチ、腹筋、ダンベルとマッケンジー体操して今日の練習を全て終了しました。



3連休はコースへ行く予定がないので、翌日の体のことを考えずに練習しようと思います。



寝ようと思って布団へ入ったら、友人から「ただいま練習中!」というメールがきました。
友人も練習頑張っているな~と思うと、私はとても励みになります。



そして今日も1回の練習を積み重ねました。
ki銀次郎

累計練習打球数:159,521

2014年10月30日木曜日

気づかないうちに、こまったプレーヤーになっていませんか?




コースからスコアだけ持ち帰るものに友人はできない。

誠実な人に対してゴルフは、多くの友情と信頼をお土産にくれるんだ。

ゴルフプレーには、必ずその人の信頼を表している。
赤星四郎



結果だけを重視して、
意図を問わない態度をとるかぎり、
上達はとうてい望めない。

中部銀次郎





ゴルフ場の練習グリーンに、ボールを5m先へキャリーで投げるトスをしている人を見かけました。
意図は、アプローチショットをしてグリーンにキャリーしたあとの、ボールの転がり方を見ていたんだと思います。



ボールがグリーンに落ちるたびに「ドスン、ドスン」と音を立てるので驚いて見ている人もいました。
やっている本人は夢中なので、芝生が凹んでいるのも気にしていない様子でした。



自分のスコアを最優先に考えていませんか?



1日の来場者全員、50組、200人が、同じようにボールを投げたら、
グリーンはいったいどうなるのでしょう?



“自分一人くらいならいいだろう?”



そういう気持ちがエチケット違反を引き出すのではないでしょうか。



“ピターたちのゴルフマナー”の著者、鈴木康之さんは、
グリーンの概念をこう表現しています。



「デリケートを保たねばならない場所」



保つということは人が手を加えなければならないということです。
使用する者が保ってあげるべく努力しなくてはなりません。



ゴルフをする者にとっては
ゴルフ練習場もゴルフ場とまったく同じ!
練習グリーンもコースのグリーンもまったく同じ!



ゴルフ場は小さな社会、ゴルフ場に来たときだけお行儀を良くしようと思ってもムリなのですね。
ゴルフは自分の悪い部分を引きずりだして、気づかせてくれる競技です。



せっかくゴルフ場に来たのだから、自分の悪いところは謙虚に受け止めて、
スコアではなく、友情と信頼をもって帰りたいものです。

ki銀次郎

中部銀次郎のグリーン周り

プロも唸った
伝説のアマチュアが
やさしく寄せる

アプローチの極意を伝授




“サンシャイン・アゲインスト”

秋の日はつるべ落とし、あっという間に太陽が西に傾く。
つまりそれだけ逆光でプレーする機会が多くなるということである。



逆光といえば、中部銀次郎はしばしば
「サンシャイン・アゲインスト」
という言葉をつかった。



すなわち逆光に向かってボールを打つと、まるでアゲインストの風に向かって打つように、飛距離が落ちるというのである。



なぜ、そんなことが起きるのか?
光の粒子がボールにぶつかって・・・などということがあるはずがない。



むしろ原因はメンタルによるものらしい。
普段なら見えるはずの景色が、逆光で見えづらくなる。
そのため心理的プレッシャーがかかる。



その結果のびのびとしたスウィングが出来なくなり、飛距離も落ちるというわけである。飛距離の落ち具合は番手にしておよそ半クラブ。



中部クラスならバーディチャンスか単なるパーオンか――程度の差となって現われる。
それは日本アマなどハイクラスな試合を戦う身にとっては、かなりシビアな違いである。



だが一般のアマチュアなら、あまり神経質になることもないのかもしれない。
なぜなら飛距離が減じることはあっても、飛び過ぎることはないのだから。



ゴルフは奥へこぼすことが最悪であって、グリーン手前なら十分戦えるからである。



しかし逆光に向かって打ったとき、少々飛びが悪くても、
それに狼狽(うろた)えないという心の準備を、しておくことはムダではない。






その意味で「サンシャイン・アゲインスト」という言葉を心の片隅に置いておくのも悪くない。



「手前のカラー?やっぱりね、逆光だったからね」
余裕でそんなことを呟きながら眩い西日の中に浮かぶグリーンに向かって歩いてゆく。



そんなゴルフも秋の一日の楽しみかもしれないからである。
中部銀次郎

(><)
このことを知るまでは、逆光は確かに打ちにくかった。
銀次郎さんに教えてもらってからは、眩しいからターゲットを見るのは1回だけにして、目線は下のボールに集中するようにしています。



それでも逆光の場合は、中部さんのいう通り、ミスショットの確率が高くなりますよね。
ki銀次郎