2014年11月26日水曜日

中部銀次郎のグリーン周り

プロも唸った
伝説のアマチュアが
やさしく寄せる
アプローチの極意を伝授






~芯で捉える~

「中部さんはショートパットとロングパットをどう打ち分けているんですか?」
『打ち分け・・・・・そんな複雑なことは一切しません』



「じゃあ上りと下りとか、順目と逆目とか、ベントとコーライとか・・・・・
そういう対処法についてはどうなんですか?」
『私は物事をなるべく単純化して考えることにしているんです』



『ですからパットに臨んだとき私が大切にしていることは
ただ1点、フェースの芯で捉えることだけです』





『たとえば風が強い中でのドライバーショットを考えてみてください。
芯でヒットしたボールは飛距離も落ちないし、風の影響もあまり
受けません』



『しかしちょっとでも芯を外すと、ボールは大きく曲がって
とんでもない所へ飛んでいってしまいます』



『ただし芯でヒットするためのちょっとしたコツがあるんです。
構えるときパターヘッドをボールにぴったりと合わせることが大切なんです』



「そういえば中部さんはいつもヘッドがボールに触るか触らないぐらい
ぴったり合わせてますよネ」
「それに引き換えボクはボールの手前からヘッドがギクシャク近づいて
ゆく・・・」



「その結果ボールとパターの間に隙間が出来てしまう。
しかもその隙間が一定じゃないものだから、芯でヒットする確率も低くなってしまうんです」



「それじゃボクもさっそく中部流を取り入れてみます。
ボールの真後ろにフェースをぴったり合わせて・・・・・」



カツーン!実にいい音です。ヘッドの芯から鳴り響いていますよ!
カララーン♪「ハイおかげさまでカップの中からもいい音が
鳴り響きました♪
中部銀次郎


(><)
このことを知っているのか、アドレスでパターヘッドをボールに
ピッタリとくっつけている友人がいる。



私は最近シャンクに悩んでいるが、昨日の練習でクラブヘッドの芯でボールの芯を打つことを、アドレスで強く意識するためにフェースを近づけた。



そうしたらシャンクしなくなった。
フェース近づけることで、より正確さが増すのではないだろうか。
脳というのは想像以上に性能がいいから、このような行為は大切になるのだと思います。
ki銀次郎

今堀りつ

先だっての伊藤園レディスで、プロ9年目、29歳という遅咲きの前田陽子プロを指導している今堀りつのコメントが、今週の週刊パーゴルフに掲載されていました。


指導は、決して頭ごなしにスウィングを修正するということではない。
「ゴルフというのは積み重ねなんです。全部変えるなんて難しいことでしょう。


だから今までやってきたことを“間違っていた”なんて思ったらあかんよ、といつもいっています。
これまでのものは、これまでのもので置いとったらいいんです。


それを直すんじゃなくて、そのうえに、さらにいろいろなものをつけ加えていく。
もちろん、結果的には『直る』ということもあります。でも、そうじゃなくて、
それまでのクセは“特技”として置いておいたらいいんです
今堀りつ


(><)
ゴルフというのは積み重ね、
今までやってきたことを“間違っていた”なんて思ったらあかんよ!


とても重みのあることばです。
一生懸命に練習をすればするほど、結果を求めてしまう自分がいて、
結果が伴わないと、落ち込んでしまうギャップの深さを感じるのは当たり前だとおもいます。


“ゴルフは絶望からのくり返し”
苦労とか無駄な時間というのは、人間に1秒たりともない。
それを無駄な時間にしてしまうのは、
その後の自分の行動である。

磯辺銀次郎

練習は心の鍛錬である! (11月25日 火曜日 19:30)

練習テーマ
『1本のクラブだけを3ヵ月練習』
一度だけの人生、目的のためなら
うまずたゆまず

どんな苦労だって楽しいものさ!


19:30
7番アイアン×80球


クラブ1本練習の8番アイアンのシャンクが止まらないので、
7番アイアンに変えました。
しかし、7番アイアンもシャンクが止まらない。(><)

正直球を打つのが嫌になりました。心が折れそうになりました。
椅子に座って冷静に考えました。
ネットや本からシャンクの直し方の情報はいくつか持っていますが、意図して打てないシャンクに良薬はないと思っています。


深く考えず、明日から当分は時間を空けて、練習場では球を打つのはやめよう・・・・・かなと思いながら練習場の椅子に座っていました。



カゴに5球残っていました。
「よし!これを真剣に打ってみよう」
そう決心して、
「明日から球は打てないよ、これが最後かもしれないよ」
と自分に言い聞かせてアドレスしました。



クラブをソールするときに、スウィングのことは一切考えずに
「フェースの芯とボールの芯を当てるんだ」
強く心で思って打つことにしました。



真剣にアドレスし、ボールの右手前4分の1をフェースで捕らえることだけをシッカリ意識してスウィングしました。



そうしたら、シャンクは1球も出なくなりました。
今までは、ただ練習の流れの中で、薄っすらと
“真剣に練習していたつもり”だったかもしれないと思った。



いやマグレかもしれない、またシャンクが出るかもしれない?
忘れないうちに繰り返しやってみよう。
そう思って30球追加して打ってみましたが、1発もシャンクしませんでした。
次回からもアドレスしたら、球を打つことに集中するアドレスをするよう心掛けることにしました。



ショットの合間に、ブンブン丸ドライバーの素振り、
バットの素振り、SWで50ヤードのアプローチ素振りをしました。
ki銀次郎
累計練習打球数:160,976

LPGA 2015

日本女子プロゴルフツアーの2015年の開幕戦は台湾になるかもしれないという情報を、26日朝のFM横浜の放送でオンエアされているのを聞きました。



7月には大東建託が山梨県で大会開催が決定し、女子プロゴルフツアーは全部で39試合だそうです。
これはバブル期と同じ試合数だそうです。



女子プロゴルフは今秋ツアーチャンピオンシップが、2014年の最終戦になります。
今週はテレビ中継をじっくり観戦しようと思います。

磯辺銀次郎

2014年11月25日火曜日

練習は心の鍛錬である! (11月24日 月曜日 9:30)

練習テーマ
『1本のクラブだけを3ヵ月練習』
一度だけの人生、目的のためなら
うまずたゆまず

どんな苦労だって楽しいものさ!



9:30

8番アイアン×25球

一昨日一緒にゴルフへ行った友人とバッタリ会いました。
聞くとラウンド中、ドライバーショットが右へ吹けていたので
それを払拭してから明日仕事へ行きたいと練習場へ来たそうです。


練習を終えてから、レストランでコーヒーブレイク。
先日したばかりの2ラウンドのゴルフの話に花を咲かせました。
なんとも楽しい時間ではないか。



友人というものは本当にありがたいものです。
私をこんなに幸せな気持ちにしてくれるのですからね~






17:00
7番アイアン×50球


午前中は体が痛くてスウィングできなかったので25球しか練習をしなかった。
夕方になって練習の虫が騒ぎ、練習場へきました。


本来は8番アイアン1本練習を3ヵ月やる予定でしたが、8番アイアンがシャンクばかり出るので、7番アイアンに変更して、今日から3ヵ月間、7番アイアン1本練習にきりかえます。


ぶんぶん丸をつけたドライバーの素振りを80回やって、ドライバーの素振りを磨いています。




この連休の仕上げはパター練習。
カップに入れるでも、距離を合わせるでもなく、芯で当てることに集中して45球練習しました。

ki銀次郎
累計練習打球数:160,896

(練習場の風景)

ゴルフの練習というものは、まったく困ったものである。
ミスショットをすれば、ナイスショットしたがり、球を買う。


ナイスショットをすれば、もう一度その感触と音を聞きたくて球を買う。
練習場ではそんな光景をよく目撃します。


私も以前までは、練習最後の1球をミスショットしたりすると、
今日の最後の1球をミスショットで終わりたくない、
悪い印象を残して終わりたくないと、追加球を買っては打っていました。


最近は、考えが変わりました。
何があっても、ミスショットしても、シャンクしても、
この1球を狙い定めたところに打って終わる!
と思うようになってきました。
ki銀次郎

早慶戦 2014年11月23日(関東大学アメリカンフットボール)

友人の息子の最終戦を観戦するために横浜スタジアムへ来ました。
息子さんは早稲田大学の4年生。
31対24で慶応の勝利でした。



友人は息子の最後のプレーをじっと見つめていました。
4Qに入って刻々と時間が少なくなっていくにつれて、
友人の顔は父親としてのさみしさを増していきました。


高校時代から7年間、毎週息子の試合の応援に行っていたので、
来週から何しようかな~と寂しそうでした。







私は横浜スタジアムにくると大学時代アメリカンフットボールをはじめたころのことを思い出します。


1979年、桜美林大学2年生のときに
「さつきリーグオールスター」に選抜されて、できたばかりの横浜スタジアムの人工芝を踏んで、ワクワクした記憶がよみがえってきます。


その後、社会人になってからも、2シーズン勝てなかった日産パルサーズと戦ったり、シルバースターに逆転勝ちしたり、他にもたくさん思い出が詰まっている横浜スタジアムです。


横浜スタジアムはアメリカンフットボールが似合います。


私は高校時代野球部で大学からアメリカンフットボールを14年間プレーしましたが、父親が試合を見にきてくれたのは高校3年生時の静岡遠征のたった1回だけでした。


私の父親も社会人野球をしているときに、祖父が球場に試合を見にくると、観客が何人入っていようが視界に入り、いいところを見せようとして意識してしまい、いいプレーが出来なかったといっていたオヤジの言葉を思い出します。

ki銀次郎

キャメルゴルフリゾート~ムーンレイクGC鶴舞

2014年11月22日(土曜日)

キャメルゴルフリゾート 6:35スタート スコア(40、52)

ムーンレイクGC鶴舞 2:30スタート スコア(50、48)
チップイン・イーグル達成!(チップイン・バーディもあったよ)




ゴルフへ行った翌日の朝、友人からこんなメールが届いた。
「おはようさんです。遊びきった充実感。寝きった睡眠の満足感。クラブとシューズを掃除して陰干しする小さな喜び。今日と明日は休みだと言う安心感。それもこれも同じ価値観を味わえる仲間がいるからです。ありがとう。S・Y」



はじまりは、20日の木曜日に仕事中、後輩から電話が入り
「3連休は家にいるんですか?」
という問い合わせだった。
それは無言のままに
「ゴルフへ行きましょうよ!」
という合図だ。


お金のない私は、3連休は自宅で貝になっているつもりだったのに~
後輩が誘惑するから、
「清水の舞台から飛び降りるよ!」
というと、
「もう何回飛び降りたんですか?」
とぬかしやがる。


仕事中だというのに早速人員確保の電話。
たった5分で参加する4人が決まり、明後日22日の土曜日予約できるゴルフ場探し。
無言の条件はワンハーフできるように7時前のスタートが条件だ。



やった!
3分後、後輩が千葉県御宿町のキャメルゴルフリゾート、
6:35スタートを予約!
でかしたぞ、ワンハーフは鉄板だ!と誰もが疑わなかった。
ここまでたった10分!




インコースをスタートして9時前にハーフを終了!
休憩時間にプラスハーフをマスター室に依頼したら、あっさり断られました。
ランチタイムに緊急対策会議を開きました。



ゴルフ好きの4人は顔面蒼白状態でした。
近所にある大原御宿GCをはじめ数か所へアクセス、薄暮プレーを探すも、全滅状態(><)



ならばムーンレイクしかない!
ということでムーンレイクGC鶴舞に電話、ハーフではなくて1ラウンドプレーすることになった。



一度はみんな落胆したが、気持ちは天国へうなぎ登り、そしてこのような仲間がいるから味わえる至福なのだ。
みんな子供のような顔をして笑っている笑顔の一日だった。






私の1日の始まりは~ 午前2:30



千葉県御宿町のキャメルリゾートゴルフ、6時35分、インコースのスタートです。
いつもと変わらない行動をとります。
出発前に自宅でストレッチを20分、
YSP練習場で45球打って体をほぐしました。


3:45
後輩君が新車のBMWでお迎えに来てくれました。
横浜港の見える丘に住んでいる友人をピックアップ。
キャメルリゾートゴルフへGO!~GO!


6:35
インコースのスタート。
打ち下ろしのパー4のティショットは、右OBギリギリのところに飛んでいくミスショットでした。
ボールは深い草の奥にあるので、フェアウェイに戻すことに徹しました。
ボギースタート!次がトリプルボギー!(><)



7:40
14番ホール、510ヤード、パー5
ティショットを右のラフへ、2打目は100ヤードを残す地点へ9番アイアンでレイアップに徹する!


ピンまで115ヤード、引っかけることを想定。
ワンピン右を狙い50°のAWでゆったりショット!


ほぼグリーン方向へ飛んだので私はフィニッシュを解いて目土をしていました。
すると後輩の声が、

「入った!入った!入った!」

チップインイーグルでした。
後輩に叱られました。
「スウィングの後はフィニッシュをとって最後までボールを見届けないとダメですよ!」


その通りです(><)
パーも4つとれて、このハーフを40でプレーできました。


後半はシャンクが出始めましたが、友人の言葉に励まされました。
「俺なんかシャンクでグリーンを一周したことあるよ!」
何でも経験者は強いものをもっていますね。



キャメルゴルフリゾートで1ラウンド終了後、車で移動開始!
途中のコンビニエンスストアで軽食をとって、ムーンレイクGC鶴舞へ移動。
1:30、ムーンレイク鶴舞に到着しました。


ムーンレイクGC鶴舞は2:30のスタートです。
友人2人はナイタープレーが初めてだと大はしゃぎでした。


スタートしてカートでの会話、
「まだこれから1ラウンドプレーできるなんて夢みたいだな~!」
みんなゴルフが大好きなんですねぇ~




みんな体力あるね~
さすが少数精鋭、桜美林大学アメリカンフットボール部OB、
さすが名取監督の教え子たちですね~。




私はゴルフ場から見る夕焼けが大好きです。
この景色を帰りの車の中から見るのではなくて、ゴルフ場のフェアウェイを歩きながら見ていると、胸をキューッと強く締めつけられるような、切ない思いが込み上げてきます。


生きている実感とでも申しましょうか。
理由は分かりませんが自然に体がそうなります。



アウトの5番ホール、600ヤードを超えるパー5の名物ホールです。
霧が降りてきてとても幻想的です。
友人が写真を撮ろうというので撮ってもらいました。
シルエットだけのいい~写真ですよね~



友人2人はナイターゴルフをすこぶる喜んでくれました。
またプレーしたいと言っていたので、よかった!よかった!



19:05
朝6:35にスタートしたゴルフはケガをすることなく無事に終わることができました。
私は今日のプレーで、イーグル、バーディ、パー、ボギー、ダブルボギー、トリプルボギー、を全部経験した貴重な1日になりました。




2ラウンドを楽しんだ、満足度100パーセントの男顔です。 
ゴルフ場であったか~いお風呂につかり、鶴舞ICの先にある中華のお店で
お腹いっぱ~い中華を堪能し、23時に帰宅しました。
いや~満喫とはこういうことかな?楽しませてもらいました。
ki銀次郎

2014年11月21日金曜日

今のスイングでいい自分のゴルフを信じなさい(ボブ・ロテラ)

完全なスイングをしているゴルファーは
プロにもいない!

自信すなわち“心の目”でプレーする大切さを説く
画期的なメンタル・ゴルフレッスン書。

ボブ・ロテラ




“自 信”


世のゴルファーは、いったい自信とはどういうものか、
と私によく尋ねたがる。
幸いこれまで20年あまりの歳月を、
私は運動選手の“頭”のコーチ、“心”のトレーナーとして
仕事をしてきている。
そのうち十数年は、プロゴルファー専門である。



私ならこんなふうに答えるだろう。
「自信とは自分の目でプレーすることだ」
この言葉を私は、目標に向かって邁進しているあらゆるスポーツ選手の口から聞いている。



バスケットボールのシュートの名手を想像してみてほしい。
選手はただゴールをじっと見つめたままシュートを打つ。



絶好調に敏腕ピッチャーとて同じである。
キャッチャーミットをキッと見つめ、そこをめがけて投げる。



トラップ射撃の選手はどうか。
空中に飛ばされている標的を見るや引き金を引いている。



自信に満ちた選手の目は、目標にピタリと照準があっている。
脳と体は単に反応しているにすぎない。



バスケットボールのシュートの名手は、ボールをどのように空中へ押し出すか、自分自身にとくとくと講義したりはしない。



敏腕ピッチャーはスライダーを投げるときの肩、腕、ひじ、手首、指のモーションを心の中でリハーサルしているわけではない。



トラップ射撃の選手は、上半身と引き金にかけた指の動きをいかに同調させるかを頭の中で考える必要などない。



自信のある選手は、練習の積み重ねによってマスターした技を
自分の脳と神経組織を通して
―意識を介入させることなく―
自然と発揮することができるのだ。
ボブ・ロテラ


(><)
非常に興味深かったボブ・ロテラの本がやっと手元にきたので紹介します。
この本を読むと、もっとシンプルに、もっと自然にゴルフをすればいいんだなと思う。
本能に逆らわずゴルフをすればいいんだなと思いました。



先日紹介した小池龍之介さんの「しない生活」という本に書かれていた、
『入ってくる情報が増えれば増えるほど心は乱れる』
ということと共通していると思いました。





練習場へ行って、改めて「あそこへ打つ!」とだけ心で思って打席に入ってみるが、頭の中では無意識に“あれやこれや”考えている自分を再確認してしまう。



自分の脳と神経組織を通して、意識を介入することなく自然と発揮させるには、もっともっと素振りをして、自分のスウィングを確立させる必要があるのかなと思いました。



振って、振って、振りまくって、自分のスウィングを作っていくしかないのだ!
これからは情報移入をへらし自信だけをもって、もっとシンプルにゴルフを考えるように努力したいです。
ki銀次郎