2010年6月28日月曜日

全米女子プロ選手権

全米女子プロ選手権優勝はクリスティー・カー選手。

同時に世界ランク1位。
私はクリスティー・カー、ナタリー・ガルビス、ポーラ・クリーマーといった、いかにもアメリカ人っぽい選手が大好きです。

全米女子プロ選手権の最終日、単独2位でスタートした宮里美香は13位、トップと14打差でスタートした宮里藍は3位フィニッシュ!

やっぱり「ゴルフは気持ち」なんですね。最終日3位まで浮上してきた宮里藍ちゃんを見て本当の強さを実感させられました。

ki銀次郎

2010年6月25日金曜日

シニアツアー開幕(スターツシニア)

59歳高橋勝成とのプレーオフを制したのは植田浩史51歳。

レギュラーツアーも含め初めての優勝!
ポケットから1本のグリーンフォークを取り出し、
「師匠と一緒に戦っていた気持ちでした」
その師匠とは今年4月に肝臓ガンで亡くなった河野高明さんです。

納骨を前に河野さんの家を訪ねたとき、長男の高幸さんから渡されたのが師匠の河野さんが愛用していたグリーンフォークだったそうです。

ゴルフはどうしてこういうドラマをつくるのでしょうか?
ゴルフは気持ちが大切なんですね。
ki銀次郎

ワールドカップサッカー(VSデンマーク

ワールドカップサッカーVSデンマーク3-1で勝利!
決勝トーナメント進出おめでとう。

しかし1点取られたシュートはやはり取りに(つかみ)に行っていない?
つかんでいればリバウンドをシュートされゴールすることは無いであろう。
ki銀次郎

2010年6月24日木曜日

ヨシダソース(吉田潤喜)

京都出身、在日韓国人2世の吉田潤喜さんはアメリカで一番有名な日本人かもしれません。
http://yoshidasauce.jp/


アメリカで1日平均5万本も作られるBBQソースのヨシダソースの創設者。
立命館大学を受験し、英語で不合格



「運よくすべらせていただいたので」とは本人の弁。
その年に一人アメリカのシアトルへ、大学初任給3万円の時代に航空券あわせ50万円を借金しながら準備してくれた母!



社長になる人は逆境に強いんですね。
「夢を持っていれば自然にエネルギーが出る、だから夢を持っていなければいけない」
吉田潤喜



人間なんでも1回で成功しないほうがいいと、岡本綾子プロも言っていますが、本当ですね。
「夢を持っていれば自然にエネルギーが出る!」
これも本当です。



好きなことは寝ないでもできます。
大切なのは、転んでも転んでも立ち上がることですよね。
ki銀次郎

2010年6月23日水曜日

ビリーフシステム

ビリーフシステム
「自分が心の奥底で絶対事実であると信じていること」
だそうです。


しかもこれは無意識に行われてしまいます。
練習でもコースでもミスショットをしたら、自然にすぐ反省を促してしまう自分がいて、ミスショットは鮮明に覚えている、もしくは脳に蓄積しているのがアベレージゴルファー。


「成功から学ぶ」のが上達への近道。
成功したときの「成功記憶」を蓄積させることが大切。
シングルプレーヤーは各ホールの各ショットを記憶している。

2010年6月22日火曜日

文化的習慣の違い

日本人は「他人のいやがることはするな」と幼少期から教える。

欧米人は「他人が喜ぶことをしなさい」と教える。

日本人は「失敗しないように」と教えます。

欧米人は「失敗は成功の母」と教えます。

日本には幼少期から運動会というものがあり、その日の朝には両親か祖父母に
「駆けっこは1番とってきなさい」などと言われる風潮があります。

コーチの神髄としては、
「結果はどうでもいい、失敗を恐れず思いっきりやってきなさい」
だと思います。

その方が絶対に結果はいいはずです。
ki銀次郎

自分にとって名コーチとは?

自分にとっての名コーチとは、

「教える側の感受性と教わる側(自分)の感受性が一致する相手、それが自分にとってわかりやすいと名コーチとなる」


これが合わないと、どんなに有名なコーチに習っていても批判したくなる。
だからスポーツに限らずものごとを教える指導者は、国語を勉強し、言葉を勉強し、表現力を豊にしなければならないと私は思います。


私にとっての名コーチは、
大学時代の4年間、私にアメリカンフットボールを教え、叩き込んでくれた名取保監督です。
私が今、こうして地に足をつけて立っていられるのは、名取監督のお陰です。


高校時代野球部でアメリカンフットボールは未経験。
身長184cm、体重68kg、ガリガリのひょろひょろでした。
私の時代、野球部はウェイトトレーニングなどしていなかったので腕力はありませんでした。


1年生の春合宿、練習でサーキットトレーニングがありました。
腕力のない私が腕立て伏せにてこずっていると、

名取監督は
「女がやってんじゃねーよ!」
と叱咤しました。


私の目からは自然に涙があふれ出てきました。
生まれて初めて流した悔し涙でした。


名取監督は仕事を持っているサンデーコーチ。
もちろん奥さんも子供もいました。
毎週日曜日は必ずグラウンドへ来ました。
お年頃のお子さんは、海水浴すら連れていかれたことがないと思います。


とにかく練習しました。
雨の日も、風の日も、雪の日も、毎日暗くなっても練習しました。
暗くなるとボールに石灰をつけて練習しました。


相手チームのグラウンドで試合をしても、勝っても負けても、必ずグラウンドを借りてそのまま練習するのが当たり前でした。
それが名取監督の勝ちへのこだわりだったと思います。


練習中、熱くなるとポロシャツのままダミーにあたり手本を見せるほどでした。
口数は少ないけど熱い人でした。


雨の日もびしょ濡れになって私たちの練習や試合を見守っていた名取監督。
自分では試合に出られない。歯がゆさだけが前にたつ。
負けるのが大嫌いだった名取監督。
とてもとても熱い人でした。


熱い人に習った私たち選手は、みんな熱い人間になりました。
私の同期はみんな熱い熱い人間です。
そんな熱い仲間が私は大好きです。
残りの人生でもう一回熱くなりたい。

ki銀次郎

2010年6月21日月曜日

少年野球(女の子)

ひさしぶりに3月まで教えていた少年野球のグラウンドに行きました。

センターから一番大きな声がしました。
そばに行ってみると小学校2年生の女の子がユニフォームを着て守っていた。

お父さんが監督、お母さんは野球部役員、長男は中1でボーイズ、次男は4年生で少年野球、その妹だった。

言葉をかけると「まだ仮入部だけどね」とあどけない表情。
練習終盤のノックでは一番大きな声を出していたし、最後の坂道ダッシュでは3年生の男の子をおびやかすスピードで走っていました。

チィーちゃんガンバレ!
私は全てに感謝してグラウンド整備だけして帰ってきました。
ki銀次郎

宮里藍(ショップライト・クラシック優勝!)

宮里藍プロ、ショップライト・クラシック優勝おめでとうございます。

岡本綾子プロに並ぶ今期4勝目、そして世界ランク1位、素晴らしいとしかいいようがありません。

ゴルフネットワークで再放送をゆっくり観戦します。
本当におめでとうございます。

ワールドカップサッカー(VSオランダ戦)

0-1、
「やっぱりオランダだは違うね」という会話を耳にしたとき、
「やっぱり日本だよね」と思わず言いたくなりまた。



試合後のゴールキーパー川島選手のインタビューで
「変化するシュートを完璧にイメージできていたが対応できなかった」
と語っている。



シュートは時速120Kmだそうです。
プロ野球のピッチャーの球は140Km以上、キャッチャーもサインを出してあらかじめ球種がわからないとなかなか取れません。



広島でキャッチャーをしていた達川捕手はある試合で投手がサインに首を振ってばかりいるので途中から頭に来てノーサインで試合をしたことがあるそうです。



プロ野球のキャッチャーはブルペンで何百球もキャッチしています。
だからキャッチできるんです。



ここでコーチの神髄として疑問をもってしまうのが、全日本のゴールキーパー川島選手は大会前に120Km以上のスピードで変化するシュートを100球も200球も蹴ってもらって練習したのだろうか?目をならしただろうか?岡田監督はそのような練習をさせたのだろうか?



プロならプロのシュートは止めてこそプロのゴールキーパーではないだろうか?
その他、試合後、本田は整列もせずロッカーへさがり、全日本の大仁団長より厳重注意をうけたそうです。

日本全国のサッカー少年達が本田選手に注目しているはずです。
悔しいのはわかりますが本田選手のした行動は、スポーツ選手として誠にレベルの低い話しですね。
ki銀次郎

2010年6月14日月曜日

サントリーレディースオープン

六甲国際で行われたサントリーレディースオープンは、アンダーパーが3人しかいないというメジャー級の難易度だったと思います。



17番を終わってトップの飯島茜プロが3アンダー、馬場ゆかりプロが2アンダー、1打差で迎えた416yパー4の最終18番のティーショットは、2人とも220y~230y付近のほぼ同じ場所で飯島プロが4yほど前に飛んでいました。



2打目は残り190y前後と難しい距離を2人ともハイブリッドクラブを使用し、またしてもグリーンオンして2人の球はほぼ同じ場所でカップまで10y前後。



飯島プロの球の方が30cmくらい遠いので先に打ちました。
ラインは2人ともほぼ同じでした。飯島プロは50cmのところへつけました。
馬場ゆかりプロはバーディーを狙い、強めに打って1.5mオーバーしました。



結局2人ともボギーで飯島茜プロの2年ぶりの優勝となりました。
馬場ゆかりプロの終始の笑顔と、勇気あるバーディパットに教わることが多かったと思います。



馬場ゆかりプロは身長149cm女子プロ選手の中で一番小さい選手です。
以前ドラコン大会でアゲインストなのに250y飛ばして優勝した凄い選手です。

私は184cm、98kgです。300ヤード飛ばすようになるまで頑張ります。
ki銀次郎

2010年6月11日金曜日

サッカーワールドカップ(ゴールネット)

いよいよサッカーワールドカップ アフリカ大会ですね。

ゴールネットの網目が正方形と正六角形の2種類があるのはご存知ですか?



正六角形(ハニーカム)になっているのは理由があります。
ゴールした時のボールがネットに刺さったときに、正方形のネットよりも奥までボールが突き刺さり、その突き刺さっている時間がほんのわずか永いので、ゴールしたことが観客にわかりやすく、ゴールの興奮を演出しているそうです。



Honeycomb(英語で「蜂の巣」立体図形“正六角形”をすき間なく貼り付けた“3次元空間充填”をハニカムと呼ぶ。

2010年6月10日木曜日

世界の中の日本

井之上喬【博士(公共経営)早稲田大学】の世界の中の日本という特別講演を聞いてきました。



1人あたりのGDP世界18位、学習読解力は韓国が1位、2位フィンランド、3位香港、
日本はずーっと下。



10万人に1人の自殺者の割合。
日本は先進国で1位(約年間3万5千人)



幸福度1位アイスランド、2位アイルランド、3位カナダ、4位オランダ、5位デンマーク



1982年から現在までの首相、大統領の人数、アメリカ・イギリス5人、ドイツ3人、日本17人、



少年野球部でも強豪チームは同じ監督さんが一貫して永く勤めていますよ。
ki銀次郎

「松坂大輔論」

江夏豊さんの書いた本の中に
「松坂大輔論」という本があるそうです。


そこで江夏豊さんが言っていること、


『スケールの大きな選手は、過保護からは生れない!』(左腕の誇り、より)

その通りです江夏さん。
ki銀次郎

記録にでない数字「江夏豊」

通算206勝、奪三振2987個、193セーブ、凄い記録である。



デビューから通算すればセーブ記録はゆうに200は越えている。



しかし江夏豊が一番誇りに思っていることは、記録にでない「引き分け」の多さだ。



引き分けには、自分が打たれて同点になった引き分け、負けずに逃げ切った引き分け、引き分けには延長戦という計り知れない緊張がつきまとうといのだ。



江夏豊というピッチャーは、間違いなく日本一数多く満塁のときにマウンドに立っていたピッチャーであり、満塁という舞台が一番似合うプロ野球選手ではないだろうか。
ki銀次郎

保護者からの嬉しいメール

私はこの3月まで少年野球の監督をさせていただきました。

教えていた子どもの保護者から突然1通のメールをもらいました。

『息子は中学校で陸上部に入りました。先日行われた市の大会で100m×4リレーで市内で1番になりました。同級生は練習がきついと言うけど、お母さん僕は少年野球部のときの方がいっぱい走っていたから余裕なんだよ。

中身の濃いある時期に監督みたいな人に息子が出会えて良かったと思っています。これからも見守ってやって下さい』

私はこの1通のメールをもらって、あ~少年野球と関わって本当によかったと思い、4年間の疲れが一気に吹き飛び元気な1日を送ることができました。

すべてのスポーツの基本は走ることです。
ki銀次郎

2010年6月9日水曜日

コーチングとティーチング

私の個人的意見ですが、

Teachingは1人の人間に物事を教えることで、
Corchingは複数の人間(能力の違う)を指導し、それぞれの能力を最大限引き出せる方向に導くことのできる人をコーチと呼ぶのではないでしょうか?

だからコーチは難しい!
ki銀次郎

2010年6月7日月曜日

日本ゴルフツアー選手権(シティバンクカップ、宍戸ヒルズ)

日本ゴルフツアー選手権宮本勝昌選手の優勝はとても嬉しかった!



昨年選手会長を勤め、実力がありながら自分のプレーに集中できず、久しぶりの優勝。
宮本選手を直接知っているわけではないが、あの笑顔が人柄をものがたっている気がして、以前から宮本選手を応援しながらTVを見ていました。



最終組が18番ホールへ上がってきたときの場内アナウンスに私はガッカリしました。



「岩田寛、宮本勝昌、平塚哲二」の順番にアナウンスをされました。
なぜ「トーナメントリーダー、宮本勝昌!」と最後にアナウンスしないのだろう。
このほうが絶対に盛り上がると思います。



しかし、トップが5アンダーで最下位のポールシーハン(トッププロ)が26オーバー、トップと31打差がコースの難易度を示しています。



昨日のTV解説は苦労人、高橋勝成プロでしたが、、苦労人が苦労人を精通した表現で解説してくれたので、技術とかメンタルだけでは言い表すことのできない、選手を後押しするような解説がまた宮本勝昌プロの優勝に花をそえてくれていました。

2010年6月4日金曜日

江夏豊とオールスター

昭和46年のプロ野球オールスター戦前まで江夏は10勝していないので監督推薦はもらえなかった。



前年のオールスター戦で8連続三振という偉業をやっていたからなのかファン投票1位で出場しました。



親しい記者から
「そんな成績でよくえらそうにオールスターに出てこれたな」と言われたそうです。



そして江夏豊という男は9連続三振を決意実行しました。



次に後楽園で行われた試合も含めれば打者15人連続三振をしてるのが江夏豊だ。
江夏は入団2年目の春のキャンプで3千球の投込みをし、2千球を外角低めのストレートだけを投げたそうです。(左腕の誇り、より)



私も春だけで7番アイアンを2000球打つくらいにならないとだめですね。
ki銀次郎

江夏豊と王貞治2

19??年9月15日対巨人戦24回戦。
9回表の攻撃を抑えれば12勝目という試合、8回までの投球数は125球、さほど多くはなかった。

そして迎えた2死1・2塁の場面でバッターは王貞治さん。
それまでは3打席とも3振、王さんはあまり調子がよくなく4打席目も3振の覚悟で打席を迎えたそうです。

江夏豊は過去に4回ほど王さんを3打席連続三振させており、いずれも4打席目には打たれている。
この4打席目もカーブを投げれば100%3振をとる自信があった。
しかし江夏はカーブを決め球にしたくなかった。
王貞治さんもストレートを待っているのはわかっていた。

バッターが待っている球で撃ち取るのがピッチャーの格別の喜びだといっている。
6球目に投げた内角ストレートをバットの根元でライトラッキーゾーンへ運ばれた。

甲子園球場はライトからレフトへ浜風が吹いていてライトのへの球は伸びない。
江夏豊はライトフライだと確信してマウンドを降り始め、ホームを踏んだ王さんは顔面蒼白していた。

それぐらい勝負の瞬間というのはすさまじい!王さんも868本のホームランの中でも忘れられない3本の内の1本だといっています。(左腕の誇り、より)

江夏豊と王貞治

江夏豊は1968年阪神タイガースへ入団。

2年目の9月15日の時点で奪三振合計345個。
江夏は稲尾の記録を破る新記録を、王貞治さんからとると公約していました。

9月17日の巨人戦、4回に8個目の三振を王さんから奪って新記録だと思い込みベンチに戻ると、キャッチャーのひげ辻がタイ記録やと言った。

王貞治さんからとるためには打者1巡の8人から三振を取らずに王さんを迎えなければならない。

バットを短く握ったミスター(長嶋)はセンターフライ、末次はヒット、7番からの森、高橋一三、黒江さんはふつうに投げれば三振がとれてしまうと頭の中で計算した。

低めに投げて内野ゴロを打たせて5、6、7回がすぎ、いよいよ王さんの打席、外、内、内、ストライク、ボール、ファウル、でカウント1ボール2ストライク、その前の2打席とも王さんは三振だった。

最後は外角高め、狙ったところよりボール2個分中に入ったが三振をとり新記録を達成した。
しかし江夏は一つ間違えばホームランにされる王さんの気迫を感じたそうです。
これが入団2年目の20歳とはね~(左腕の誇り、より)

2010年6月2日水曜日

二宮清純「勝者の思考法」ラスト

二宮清純さんが読んだ本の中で心に残っている言葉

"il bello dorso"
イタリア語で直訳すると『美しい背中』となるらしい。
ニュアンスを伝えるなら『凛とした背中』か『毅然とした背中』だろうか。


つまり、リーダーたるもの自分の表面の表情、顔だけを気にしてはいけない。リーダーたるもの自分の背中がどう見られているのかを気にしなければならない。

選手はコーチ、監督のどこを見ているのか?
顔ではない、背中である。


子供は親のどこを見ているのか?
顔ではない、背中である。


生徒は先生のどこを見ているのか?
顔ではない、背中である。


部下は上司のどこを見ているのか?
顔ではない、背中である。


『il bello dorso ~ 良きリーダーたらんとする者は、まずもって良き背中を持て』
何て奥の深い教えなんだろうか。。。
"背中"

二宮清純「勝者の思考法」9

1~9話までに出てきたキーワードは


・ディシジョン(決定)スピードアップ


・時期尚早は100年経っても時期尚早、前例が無いことは200年経っても前例が無い!できない理由の羅列に 過ぎない


・人が変われば組織も変わる、リーダーが変われば組織が変わる、リーダーは言い訳を言ってはいけない


・21世紀のリーダー条件、Passion(情熱)Mission(理念)Action(行動)


・準備力


・判断より決断

二宮清純「勝者の思考法」8

日本ハムファイターズ 三沢取締役

三沢さんは、北海道へ行って3年以内に道民を日本ハムのファンにしろという命令を受けた。
北海道民の8割は巨人ファンである。



そこで三沢さんが1つ目に実行したことは、全国区であるメジャーから凱旋帰国していた新庄剛に目をつけるのである。さすが元目利きのスカウトマンである。



新庄はあんな派手な男だが、プロに入ってから17年間同じグラブを修理しながら使用していることや、オールスターでホームスチールをしての宣言MVP、そして引退のときの涙がファンの気持ちをつかみ、日本ハムファイターズは全国区になりました。

二宮清純「勝者の思考法」7

日本ハムファイターズ三沢スカウトの話。


三沢スカウトは目利きのスカウトで有名です。
一番後悔しているのはイチローをとり損ねたことだそうです。



イチローを中学時代から目をつけ親父とも親しくなり、三沢さんのとこでお世話になりますと言葉を交わしていたほどのなか。



三沢さんはドラフト前に候補選手名簿を幹部に提出した。
1回目ドラフト(当時は高校大学社会人が分かれていた)をイチローを1位で出したいといった。



幹部は有名選手でないので5位にしろと命令を受けた。
ノーマークでどこも指名しないと思っていたら、4順目でオリックスが指名獲得した。



そして翌年から年間200本安打を達成。メジャーへ行った現在まで続けるケタハズレの選手になってしまった。



そんな三沢スカウトの残した言葉
「この歳になって仕事ちゅーもんがわかった、仕事は判断よりも決断」

二宮清純「勝者の思考法」6

「準備力」
北京オリンピックの女子ソフト金メダルを思い出してほしい。



上野投手が準決勝、三位決定戦、決勝と413球を投げたことはもとより、日本の優勝を支えたのは「守備力」である。



幾度となく外野を脅かす飛球をナイスキャッチしているのが全日本女子である。



中国はプロ野球もプロサッカーもない、ナイトゲームなどあるはずもなく、オリンピック用に作られた球場はただ明るいだけ、照明の角度はバラバラ飛球がライトにカブってしまう。



宇津木監督からバトンをうけた斉藤監督は、日本の眼鏡メーカーにナイトゲームで着用してもボールがハッキリ見えるサングラスを緊急依頼!
オリンピックに間に合った。



そして全員に着用命令を発し、試合に望んだ結果が金メダルである。



ちなみに男子野球でレフトを守っていたGG佐藤は、サングラスを帽子にさしていて着用せず、負因とも思える2回の落球をしている。



女子ソフト斉藤監督の談「プロ野球選手はいいですよね、メダルが取れなくても給料が下がるわけではないから」

二宮清純「勝者の思考法」3

川渕三郎という男。
キャプテンという呼称は二宮が決めた。


現在の日本のスポーツのあり方、組織、それらは共産国モデルである(二宮)



ドイツの「ゴールデンプラン」をお手本にJリーグは生れた。
10年をかけてのJリーグ立ち上げの会議の場で、



「時期尚早」「前例が無い」と否定した人間が多数いた。



川渕三郎は机をドンと叩き
、「時期尚早」と言っている奴は100年経っても「時期尚早」!
「前例がない」ものは200年経っても前例はできない!と一蹴したそうです。

二宮清純「勝者の思考法」2

オフトは日本サッカーを近代化させた男!

日本選手のディシジョン(決定判断)スピードが遅いことを指摘。

二宮清純「勝者の思考法」1

日本サッカーが弱い理由。(1998年のフランス大会)


シュート決定率1.82%(日本)、8.8%(世界)、ショットオンゴール(シュートしたボールがゴール枠内に飛んだ数)20%(日本)39%(世界)



日本は55本シュートしたが32カ国中、シュートを打った本数は最下位!



ようするに勝とうとしていない。
仮に実力差があったにせよアクションを起こさないから何も起きない。



世界は日本サッカーのことを「ボール回しのうまい国」としか思っていない。

2010年6月1日火曜日

キャッチャー

キャッチャーには2つのタイプがいます

。ピッチャー(味方)を主体に考えて、体調、性格などを考えてリードするタイプと、

バッター(敵)を観察してリードするタイプに分かれる。後者の方が多いと思うが、指導者はこの2つのタイプを理解して指導する必要があると思います。
ki銀次郎