2017年1月23日月曜日

ピーターたちのゴルフマナー(鈴木康之)

サー・マイケル・ボナラック
ゴルフ本来の姿を楽しむためには、マナーと礼儀をわきまえることが大切。


夏坂健
ゴルフは自分の性格が最悪の形で露呈されるゲームだけに、
まず求められるのが礼儀作法の数々。



気づかないうちに困ったプレーヤーになっていませんか?
これがゴルフマナーの世界基準です。



第5章 人間関係

~ビギナーへの指導・注意~

ゴルフ場におけるマナー知らずの増加は世界的な傾向である。その理由を考えてみよう。
まずゴルフ場の外に大きな理由がある。社会生活のマナー全般が崩壊しつつある。個人を尊重する価値観が連帯の精神を忘れさせた。だから、挨拶しない、思いやらない、後始末しない、人にやらせる、やり方を覚えない、物をていねいに扱わない、使い捨てるなどが蔓延している。

※勉強不足のビギナーの増大

ゴルフ人口が急増した。つまりビギナーが急増したということ。
勉強不足でコースに出るビギナーが増えた。
勉強不足のままのビギナーを連れてくるゴルファーが増えた。
勉強不足のビギナーでもプレーさせるゴルフ場が増えた。
無作法ゴルファーを見ても教えない、叱らないゴルファーが増えた。かくして無作法ゴルファーが蔓延。さまざまな不快な現象がゴルファー自身の身にはね返ってきている。


~ビギナーを連れていく人の責任~

ゴルフはプレーヤー本人に責任があるという考え方が基本である。しかし、ビギナーはしょせんビギナー。知らない人に知らないことを責めても通じない時代。そこで、ビギナーを誘う先輩ゴルファーの責任が重大になる。最小限のことを教えるべきである。


コースに連れてきたからには、自分がプレーすることを二の次にして、先輩ゴルファーとして、ショットの技術とともにラウンド能力のだいじを、具体的に教えることに時間を割かなければならない。よいゴルフ友だちをひとり増やすためなのだから、やり甲斐があろうというものだ。


ビギナーへのゴルフ作法の指導は、先にゴルフを愛した者の務めである。ゴルフ歴のある人、月例競技Aクラスの人、なかでもシングルハンディキャッププレーヤーたちは、ゴルフの世界がこれ以上に荒廃しないように努めなければならない。


これらの人たちは、ビギナーに対してだけでなく、無作法ゴルファーたちに勇気をもって声を掛けて注意し、教育に努めるべきである。
鈴木康之

(><)
こういう記事を目にしたならば、実社会では人として自分を見つめ直し、ゴルフ場またはゴルフ練習場ではゴルファーとして自分を見つめ直す時間を設けたいものですね。

ki銀次郎

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