2012年6月28日木曜日

シャフト(スパイン調整)

五反田にある「ゴルフエムツー」という小さなお店に行ってみました。
そこはリシャフト工房でした。

店主にいろいろ話を聞いていたら、シャフトはカーボンを巻いて製造しています。セロハンテープを想像してもらうと分かりやすいのですが、シャフトはカーボンを渦巻き状に巻いているので、最初の巻き始めの箇所と、最後にカットしたところが、重なってしまうと一番ぶ厚くなるそうです。もちろん重なっていないものもあるそうです。

市販クラブは大量生産なので「スパイン調整」はされていないそうです。
ということで、スパイン調整というものは何なのか拝見させていただきました。
新品のドライバーをグリップだけ固定して、ヘッドを下に押してシャフトの反発力で上下するヘッドを見ると、規則正しく上下していないものがほとんどです。楕円を描くように上下していました。新品なのに?ビックリしてしまいました。
次にスパイン調整をしたドライバーを見せてもらうと、それは素晴しく規則正しく上下しているではありませんか。
自分のクラブがこの正しい動きをしていなければ、正しいスイングをしていても打球の方向性は定まらないらしいです。
一番やっかいなのは、それに気付かずスイングを変えてしまったり、アドレスを変えてしまうことですね。また、ドライバーとFWとアイアンが全部ジグザグに違う方向に動くクラブを所有してたら困ったものです。
「スパイン調整」したからといって、打った打球が全てフェアウェイに行くとは限りませんが、スパイン調整されていないクラブの、たわみながら動くヘッドを見て少しショックを受けました。早速私もスパイン調整しもらおうと思います。
■シャフトの「スパイン」とは
スパイン(Spine)とは英語で「背骨」という意味です。
シャフトのスパインとは、カーボンシャフトの製造段階で出来てしまうシャフトの背骨みたいなものです。
カーボンシャフトは円筒状に出来ており、カーボンシートを芯棒に幾重にも重ね合わせて作ります。
その際、巻き始めと巻き終わりがあり、これがシャフトのやや硬い部分として残ります。
 http://www.golfclubsuuchi.com/0545_shaft_spine.html


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