江夏豊は1968年阪神タイガースへ入団。
2年目の9月15日の時点で奪三振合計345個。
江夏は稲尾の記録を破る新記録を、王貞治さんからとると公約していました。
9月17日の巨人戦、4回に8個目の三振を王さんから奪って新記録だと思い込みベンチに戻ると、キャッチャーのひげ辻がタイ記録やと言った。
王貞治さんからとるためには打者1巡の8人から三振を取らずに王さんを迎えなければならない。
バットを短く握ったミスター(長嶋)はセンターフライ、末次はヒット、7番からの森、高橋一三、黒江さんはふつうに投げれば三振がとれてしまうと頭の中で計算した。
低めに投げて内野ゴロを打たせて5、6、7回がすぎ、いよいよ王さんの打席、外、内、内、ストライク、ボール、ファウル、でカウント1ボール2ストライク、その前の2打席とも王さんは三振だった。
最後は外角高め、狙ったところよりボール2個分中に入ったが三振をとり新記録を達成した。
しかし江夏は一つ間違えばホームランにされる王さんの気迫を感じたそうです。
これが入団2年目の20歳とはね~(左腕の誇り、より)
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