2012年12月3日月曜日

『潜在意識を蘇えらせる』(集中)


『集中』

集中できないとき、ほとんどの人は意識的にプレーに集中しようとします。
ボールに集中しようとか、この1打に集中しようというようにです。

でもこれは、意識が外に集まっているため、逆に集中できない状況を生み出しています。
集中とは読んで字のごとく、本来は“中に集まる”もの。

潜在意識を利用するということは、感覚を蘇えらせるということです。
感覚というものは、頭で考えることによって蘇えります。イメージすると言い換えてもいいでしょう。

問題は自分の中にとどまっているその感覚を呼び覚ますこと。
それには自分の外側にある何かに集中するのではなく、イメージ作りを行って、自分の内側にある情報を引き出さなければならない。

潜在意識では、体験情報とイメージ情報の区別がつきません。
このため、イメージ情報が体験情報と同じ情報で扱われます。

このような仕組みの中では、イメージすることが1つの力になります。これがイメージ力なのです。
だからイメージするときは、あくまでも体験情報に基いて行うことが大切です。

クラブを持つ、風を感じる、インパクトを感じるなど、体験できることを元にイメージすると潜在意識が動きだし、イメージを介して体験情報を引き出すことができるのです。
岡本正善(書斎のゴルフ)

もっともっと紹介したいが書ききれません。岡本さんが書いていることは、脳に興味を持っている私にはとても衝撃的でした。

スポーツを指導する指導者は、ぜひ岡本さんの文章を読んで、脳の構造を理解した上で、各種目のスポーツの練習メニューや教育方法を作成されることをお薦めします。
ki銀次郎



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