2016年10月19日水曜日

ピーターたちのゴルフマナー(鈴木康之)

サー・マイケル・ボナラック
ゴルフ本来の姿を楽しむためには、マナーと礼儀をわきまえることが大切。


夏坂健
ゴルフは自分の性格が最悪の形で露呈されるゲームだけに、
まず求められるのが礼儀作法の数々。



気づかないうちに困ったプレーヤーになっていませんか?
これがゴルフマナーの世界基準です。




第5章 人間関係

~会話の巧拙~
会話がうまいゴルファーは、ショットがうまいゴルファー以上に好かれる。ショットがうまくても話がうるさい人は嫌われる。ショットがへたでも会話の気持ちいい人は好かれる。


会話上手とは、おしゃべり上手のことではなく、聞く相手への気づかい上手のことである。話しかけられて快い会話とは、プレーの邪魔にならないのはもちろんのこと、タイミングよく気分がのり、プレーの調子も好転する、そういったものである。

~言葉のかけ方の要領~
まず、言葉を少なめに、とくに初めの数ホールは言葉を少なめに、気づかいを多めに。プレー中、人は自分と話し中のことが多いからである。調子が良ければ良いで、悪ければ悪いで、自分にいい聞かせたり自分を叱ったり、いわゆるインナーゲームで忙しい。そんなときに、ほかの人から私事を話しかけられることぐらい迷惑なことはない。
笑顔から始める。初めのうちは具体的な言葉よりも、なごやかな笑顔のほうが親しい関係づくりに有効である。
無難な話題がよい。初めのうちは天候のことやコースのことなど。相手が軽い返事ですむからである。
相手がそのことに興味を示し、話が弾んで、自分と会話をしたがっていることがわかったら、話題を深めていけばよい。
相手の話題がよい。自分に関心をもたれて嬉しくない人はいない。たとえば、ボールのライが不運だったことなど。たいていの人は自分のことなら話す。ただし、もちろんあまり立ち入った話題でないほうがよい。
ほめ言葉がよい。ショット、アプローチ、パッティングのナイスプレー。高齢者なら達者なこと。ほめられて嬉しくない人はまずいない。「どうもありがとう」が返ってくる。あなたに好意を抱く。こんどはお返しのほめ言葉がくるだろう。
自分のことを控えめにすべきである。いちいち自分のショットの解説をしたり、ミスショットの言い訳に同調を求めたりする人がよくいる。こういう人はまず好かれない。聞かされるほうに興味のある話ではないから、会話にならない。
プライバシーには立ち入らない。ゴルフ場ではプレーすることが最大の目的である。お互いにその目的と権利をおかさない、というのが紳士淑女の基本である。仕事のこと、家族のこと、生活のことなど。実生活でどんな心配ごとを抱え、どんなコンプレックスをもっているか、人はさまざまである。
「・・・さん」呼びが基本。
ゴルフ場ではすべてのプレーヤーとして平等である。プレー中の個人と個人の間に存在する上下関係、優劣関係は、年齢、ゴルフキャリア、ハンディキャップ、前のホールのスコア、これら以外にはない。プレー中はお互いに一ゴルファーとなって心から楽しもう。職業の別、仕事での上下関係、取引関係、有名無名などは存在しない。


それは呼称に現れる。呼称はすべて「・・・さん」。それ以外には年上の人からの「・・・くん」、かなり親しくなってからの「・・・ちゃん」ぐらいだろう。少なくとも、プレー中は「・・・さん」で呼び、肩書の呼称は止めよう。周りが耳障りだ。
鈴木康之

(><)
この類の話は相模原ゴルフクラブがそうだという話を本で読んだことがあります。クラブ内は平等だから○○さんと呼び合うそうだ。


どうして日本は○○社長だの○○部長だのと呼ぶのだろうか?会社を辞めてしまえば名刺も役職もなくなるではないか。役職がなくなったとしても人に慕われる人間に私はなりたい。

ki銀次郎

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